Monthly Archives: March 2005

Pelikan NYC

Pelikan NYC

つい最近までPelikan社では「都市シリーズ」という限定万年筆を出していた(最新作はPiazza Navonaというローマの観光名所に因んだ商品となり、「都市シリーズ」から「名所シリーズ」に変わってしまったようである)。ベルリンから始まっ...

 

無根拠なオレンジ

無根拠なオレンジ

本州太平洋側の人間は鮮やかな緑を好み、さらに九州や沖縄になるとオレンジや赤を好むようになると昔なにかの話に聞いた。太陽光線の強さと、その地域の人々が好む色には相関関係があるという話だ。私は最近とみに「オ...

 

アメリカの匂いのするノート

アメリカの匂いのするノート

学生時代、アメリカ帰りの子に「ミードノート」をもらうことがよくあった。紙質は最悪、万年筆や水性ペンで書いたら確実に裏抜けするシロモノだった。かといって鉛筆で書いてもあまり乗りが良くなくてどうにも使いで...

 

ボールペンはややこしい

ボールペンはややこしい

油性ボールペン 私がボールペンを使い始めた頃は、おそらく「油性ボールペン」しかなかったように思う。なぜか分からないけれど、「鉛筆よりボールペンのほうが大人だ」と思っていたので、高校に入るとすぐにボール...

 

Knowledge is of two kinds.

Knowledge is of two kinds.

Knowledge is of two kinds. We know a subject ourselves, or we know where we can find information upon it. --- Samuel Johnson (Boswell's Life of Johnson) (知識には2種類ある。ある主題について私たち自身で知っている事とその情報はどこで見つける事が出来るかを知っている事だ) ボズウェル『サミュエル・ジョンソン伝』の有名な一節は、さらにこう続く:When …...

 

Hates any man the thing he would not kill?

Hates any man the thing he would not kill?

Bassanio: Do all men kill the things they do not love? Shylock: Hates any man the thing he would not kill?           (The Merchant of Venice. 4. 1. …...

 

写譜用のペン

写譜用のペン

万年筆のペン先に「ミュージック」というのがあります。横に平べったくなっていて、縦に引く線は極太に、横に引く線は細く書ける仕様になっています。 これをそのまま使うのではなく、ペンを真横に持って縦の線を細く...

 

Our doubts are traitors

Our doubts are traitors

        Our doubts are traitors, And make us lose the good we oft might win by fearing to attempt.             (Measure for Measure. 1. 4. 77-79)       (とうてい無理だという疑いこそ裏切り者なのです。 やってみることを恐れさせて、手に入るかもしれないものまで 失わせてしまうのです) 擬人法(personification)は一般に...

 

原稿用紙

原稿用紙

juggler555jpさんのブログでも紹介されている満寿屋の原稿用紙を私も使っています。とはいえ、いまどき原稿用紙で書いたものを提出しろなんて言って来る所もないので、主に手紙の便箋代わりにしたり、ブレインストーミングに使って...

 

It will come

It will come

It will come Humanity must perforce prey on itself, Like monsters of the deep.            (King Lear. 4. 2. 48-50) (きっと来る まるで深海に棲む化け物のように 人間が人間を餌食にする時が。) 嫁ゴネリルのリア王に対する非道を叱って、夫オルバニー公が述べる台詞である。お前たちのような非道を...