連日暑い日が続きますね。
先週の木曜日は妙に蒸し暑く、汗をかいてもそれが蒸発しない感じで、4コマの授業中最初テンションあげていたら途中で急に頭がぼーっとしてきて、椅子に座ってマイクを使う羽目になりました。「すわ!卒中の前触れか!?」と気を揉みましたが無事に生きています。
「暑いときには熱いお茶」というコンセプトから、滝山祭(寮祭)の出店で熱いほうじ茶を売ったものの大赤字を出した経験も顧みず言わせてもらうと、暑いときには熱いお茶がいいと思います。ずっと紅茶を飲んでいることは以前に書きましたが、暑くなってくるとただのミルクティーではなく、ティースパイス(マサラ)を上手に使って紅茶を飲むのです。
上の写真は、くだんのレシピエで売っているものです。本来はインド式のチャイに使うものなのですが、あまり暑いとチャイ作りのような作業も面倒になってくるのでポットに茶葉と一緒に入れて蒸らして、普通に飲んでいます。このスパイスには「カルダモン」が使われていて、ちょっと樟脳のような癖のある香りですが解熱作用をもつといわれる香辛料です。このスパイスミックスを使ったお茶を飲むといったんお茶の熱と香辛料で汗が出るのですが、すぐにすーっと暑さが引いていく感じがします。これをポットに一杯(ティーカップで三杯)に対してひとつまみぐらい入れて作ったミルクティーを飲んでから出かければ脱水症状や熱中症などを防げると思います。また、暑いからと調子に乗って冷たいものばかり飲んでいるとお腹にもよくないのでお茶にしましょう。
また、町中を歩くときは帽子をかぶったり、風の方向に気をつけて歩くといいです。たとえば八王子市の夏は、ほぼ毎日お昼から夕方ぐらいまでは南風が吹きます。南風といえども汗をかいた体に吹きつけてくるとかなりの冷却効果が期待できます。つまり、できるだけ南北に伸びる道を歩くようにしましょう。
また暑い中歩いていてぼーっとしてくると、なんだかそれだけで頑張っている気持ちになったりしますが、無理をせず途中でスーパーやデパート、コンビニなどに入って涼を取ったり休憩した方がいいと思います。
食べ物は香辛料の効いたもの、とくに梅雨時のじめじめして汗が発散しないようなときは四川料理がいいんじゃないですかね?麻婆豆腐や担々麺です。中国語の先生に聞くと、四川も同じような気候だといいます。四川といえばみんなが大好きな劉備や諸葛亮が建国した「蜀」のことですから縁起もいいと思います(笑)
ともかく、熱中症になどならず、元気でこれからもよろしくお願いします。