ひつじ雲とうろこ雲の区別はつかないけれど

午後から頑張って仕事に行ってきましたが、夕方、その頑張りに対するご褒美というべきか、美しいひつじ雲が出ていたので、一枚写真に撮りました。

撮影場所は屋上の「天空広場」

altocumulus

学生諸君も皆携帯を持って撮影していました。

見た感じは羊というより鱗ですね。あるいは洗濯板、またはばあさんの胸 8)

もう一枚

altocumulus2

こう比べてみると、空の写真を撮るときは高さを示すような構造物を入れたほうがいいとわかります。

千の風邪になった

ここへ来て風邪を引いてしまいました。

土曜日の嵐の頃からぐずぐずしていたのですが、日曜日の昼ぐらいに7度越えをし、いま少し収まっているところ。
今日もこれから仕事ですが、ベッドルーム→クラスルーム→ベッドルームと素早く移動して悪化させたり拡散させないように気をつけようと思っています。

雨の午後

今日は一日中雨でしたが、時間が空いたので政府に年貢を納めてきました。

帰りに散髪をして、そのあと駅前のスターバックスでコーヒーを飲みました。スタバは店内禁煙ですが、天外のテラスでは喫煙可で、天蓋も出ていて雨もしのげたので、ここでコーヒーを一杯飲みながら一服しました。

スタバ1

平日午後の雨の中だったので人出も疎らでした。

スタバ2

『相棒』と地方公務員法

今日から『相棒』シーズン6が始まりますが、それに先立ってシーズン5の最終話「サザンカの咲く頃」が再放送されていました。

2時間スペシャル。

ネタバレになるので詳しいことは書きませんが、目的と手段を勘違いしがちな人間に対する鋭い告発を含む右京の激昂は見ごたえがありました。しかし、犯人逮捕となってまだ1時間30分、まだ解決じゃないのかと思うと、いつもは何かとサポートしてくれる小野田官房室長が今回は敵に回る。もう駄目か、いっそクビ覚悟でと亀山が悲壮な決意を固めると「じゃあ、君だけ辞めてください」という右京・・・

地方公務員法の49条と50条を盾に取る作戦だったと、後で分かります。

(不服申立て)第49条の2 前条第1項に規定する処分を受けた職員は、人事委員会又は公平委員会に対してのみ行政不服審査法による不服申立て(審査請求又は異議申立て)をすることができる。

第50条 第49条の2第1項に規定する不服申立てを受理したときは、人事委員会又は公平委員会は、直ちにその事実を審査しなければならない。この場合において、処分を受けた職員から請求があつたときは、口頭審理を行わなければならない。口頭審理は、その職員から請求があつたときは、公開して行わなければならない。

それにしても凄い発想ですね。ペリー・メイスンが『氷の手』で検察側の持ち出した免責特権(インミュニティー)を逆手に取ったときと同じような奇策です。これだから『相棒』は止められない。

右カラムに

ブログのアップデートに続いて、ブログのテーマ(デザイン)も更新しました。

そうするとRSSフィードが上手く表示できるようになったので、右カラムにジャズのブログの最新記事を自動表示できるようになりました。よかったら読んで笑ってください。

携帯電話の電池

常々疑問に思っていたことがあって、携帯電話をずっと家に置いていた場合と仕事に持ち出した場合とでは電池の減りが違うような気がしていました。あまり携帯は使わないので家に置いておくと充電せずに一週間近く持つのですが、仕事に持ち出すと使わなくても3日目ぐらいには確実にゲージが2に下がっている。

まあ、仕事に行く時はちょっと画面を眺めたり、音楽を聴いたりするから減りが早いのも仕方がないのかと思っていたけれど、そうしなくても減りが速いような。

今朝のワイドショーで特集が組まれ、やっぱり電波が不安定なところだと電池の減りが速いそうです。私の場合は地下鉄に入ったときに圏外になり、電池が消耗するようです。気のせいだと思っていたことが確認されてほっとしてます。

来年の手帳(2007→2008)

来年の手帳はシステム手帳にしました。

システム手帳はちょうどバブルの真っ最中にブームが起こり、私などバブルと無関係な日々をつつましく過ごしていた人間にもその波は襲い掛かり、大学の4年ぐらいから大学院の前期課程が終わる頃まで(まさにバブルの絶頂)、私もシステム手帳を手にしていました。といってもその頃は合成皮革のつつましいものを使っていたのですがね。

今回も世界的に有名なfilofaxのように高価な手帳ではなく、日本の堅実なメーカー、アシュフォードのバイブルサイズの手帳にしました。本革(キッドスキン=仔山羊革)ですがそれほど高価ではありません。ただ、ラムスキンに似て、手に吸い付くような肌触りです。

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ペンはBICの4色ボールペンがペン挿しとぴったりだったので、これを使うことにしました。本当はしゃれた万年筆などを挿したかったのですが、サイズが太すぎて合いません。

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4色は要らないのですが、仕事を青、その他の活動を黒、大事なことは赤と分けているので、多色ペンは使いたいのです。

マンスリー部分は、以前の記事でも書いたように「週単位」で予定が立っている生活なので「カレンダー式」に。

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ウィークリー部分は、今年もクオバディス風にヴァーティカルにしようかとも思ったのですが、メモがとりやすいよう「レフト式」にしました。

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右ページがメモ帳なのですが、アシュフォードのリフィルは日単位の区切りがあるだけで無地です。本当は横罫、もっと欲を言えば方眼が欲しいところですが、方眼は見当たらず、横罫は他社のリフィルにあります。システム手帳のよさは他社のリフィルを使えるところなのですが、日付のフォントだとか色合いの点で折り合いがつかず、アシュフォードのを利用しました。左側に見えている方眼用紙は穴あきの方眼メモ帳を挟んだところです。

そもそも使いこなせるかどうか心もとないのですが、まあ、こうやってブログに書いてしまえば、書いた手前少し頑張って使い続けるだろうと思って書いた次第です。

真のテクニックはニュアンスである

9月末から大学の授業が再開されて、先週英語のテキストでルイ・アームストロングが取り上げられたパートを読んだので、それに関係するDVD『サッチモ』を学生と鑑賞しました。

この中で後半、歳をとってパワーの衰えたサッチモを酷評する向きに対して、ウィントン・マルサリスがきっぱりと言っています:「晩年のサッチモを買わないという人がいるが、そういう人は何も分かっていない。最高のテクニックとはニュアンスであり、それは人生経験から生み出されるものだ」と。

その直後、確かにハイ・ノートを出すのが辛そうなサッチモの映像「明るい表通りで」が流れますが、このソロが本当に涙物。下手さに涙が、じゃなくて、そこに展開される音楽の美しさと微妙さに涙が誘われるわけです。"What a Wonderful World"もいっぱいカバーが出ていますが、サッチモに匹敵する歌はいまだにありません。

そんなことを考えながら過ごしていたら、ある時喜劇論を耳にして、再び考えさせられました。

「真の喜劇役者はギャグを言わない」そうです。言葉そのものを封印したチャップリンはともかく、その他の喜劇役者でも一流といわれる人は、ギャグで笑わせるのではなく、私達が普通に使う日常の台詞を、そのニュアンスだけで笑いに持っていくということでした。「で、どうしたの?こないの?」これだけで笑わせることができる役者がいるそうですし、確かに、渥美清などは取り立ててギャグというギャグは言いませんが、寅さんは面白い。志ん生は「っというわけで」という冒頭の言葉だけで笑わせます。「蛇から血が出ていてへーびーちーでー(ABCD)」という駄洒落も、他の誰が言っても面白くもなんともないのに、志ん生が言うと笑わされるわけで、これがニュアンスというものかと思いました。

情熱空間の閉店とエコスの開店

紫陽花の記事と共に書いた情熱空間ですが、山の木が紅葉する前に閉店してしまったようです。

確かに夏に入ってから、弁当屋も縮小したみたいだし、なんとなく閑散とした印象がありましたが、しかし速い。結局弁当は2度食べたのみ。ただし豚の角煮は何度か買って食べました。

そうこうしているうちに、もっと近所にスーパーの「エコス」が誕生しました。こちらは言うほど安くはないです。というよりもコンセプトとして安さを売りにしているんじゃないかもしれません。ねぎなんか普段一本100円近くします。でも、熱すると甘みが出たりして、「中級」程度の品物を売りにしているのかもしれないですね。