新型インフルエンザの感染で、国内初となる死亡者が出てしまいました。これを受けて舛添さんが冷静な対応を呼びかける談話を発表した模様です。
新型インフル:舛添厚労相 初死者で冷静な対応を呼びかけ
2009年8月15日 22時46分 更新:8月15日 23時10分
国内で初めて新型インフルエンザ感染者が死亡した沖縄県。舛添要一厚生労働相は県が死亡を発表した15日夕、偶然、選挙応援で沖縄入りした。那覇空港(那覇市)で緊急の会見を開き「(報道で)話題になった5月ごろより感染者が増えている。国内の感染者は5万人ほどと推計されており、確率的に言えば死者が出てもおかしくない状況だった。国民は冷静に対応してほしい」と話した。ただ、帰省ラッシュ時期であることにも触れ「民族大移動で一気にウイルスがまん延する可能性もある。厚労省としてもきちんとした備えをしていきたい」とも述べた。
一方、県は会見で県民に対し「死者が出たからといって、パニックにならないでほしい」と呼びかけた。舛添厚労相は「現時点で新型ウイルスの病原性が変化したとは考えられない」としており、県も手洗いやうがいの徹底など、通常の感染対策を求めた。
また、7月以降の感染が特に沖縄県内で多いことについて、県福祉保健部は「梅雨明けが6月28日で本土より早かったため、空気が乾燥してウイルスが繁殖しやすいうえ、人々の活動も活発になっているからではないか」と説明した。
舛添厚労相は、他県でも重篤になった例があるとして「沖縄だけが危険というイメージを持たないでほしい」と述べた。【川名壮志、三森輝久】(毎日jp)
亡くなった方は腎臓を患っていて人工透析を受けていたと別の記事にありましたが、これではきついんじゃないかと思います。
私の場合日曜日に発症しました。症状としては季節性のインフルエンザと比べると、鼻水やのどの痛み、関節痛や頭痛などが軽微(というか、私の場合熱のみ)で、その点ではあまり怖い感じがしませんでしたし、単に疲れから発熱した程度だと思っていました。そんなわけで「まさかインフルエンザのわけあるまい」と思ったために月曜は自宅で療養、火曜になっても熱が下がらないどころか上がるので「まさか!?」と思い意を決して病院へ行き、A型と診断されたわけです。すぐにタミフルを処方してもらい、家に帰るなり飲みましたが、あっという間に熱が下がり始め夕方にはすでに平熱まで戻ってきて、改めてこの薬の威力を若干の怖さと共に知りました。あとで調べると、タミフルの効きは発症後48時間以内がベストだそうで、私ももう少し躊躇して病院行きを翌日にしていたら長引いたかもしれません。
で、効き目抜群なんですが同時におしっこが細くなるんですね。それまでの高熱で脱水症状も手伝ったのでしょうが、それにしてもおしっこが出ない出ない!ポカリ的なものを絶えず飲んでいる割に出ない。半日に一回「チョロチョロ」といった感じで、それも褐色で血尿みたいなの 😯 怖くなって調べてみると確かにこういう副作用はあって、だから腎臓の悪い人には処方できないんだそうです。私は3日間飲んで少し怖くなり、主治医と薬局はお盆で出かけていて不在なので、中外製薬(タミフル独占)に直接電話して訊いてやりました。彼らも立場上アドバイスできないんでしょうが、それでも「原則5日分飲み続ける」、「副作用が気にならない場合は原則ですが」と妙に「原則原則」というので、裏読みして3日目で止めました。その後3日たちますがとくに再発することもなく、おしっこも元に戻りました。だから、沖縄の方のように腎臓を患っているとつらいのではないかとつくづく思います。
また、医者の話では「マスコミが流行当初ほど騒がないだけで、確実に蔓延化している」そうです。そしてマスコミで騒がない分警戒も薄れ、コンビニにかつてあった消毒液は撤去され、店員さんもマスクをかけていませんね。変な話ですが、今のうちにマスクを買いだめ(買占めはいけない)しておいて、秋からに備えたほうがいいような気もします。
いずれにせよ、高熱が出たら即病院でうまくいくと思います。