来年の手帳 2012

これまでシステム手帳、クオバディス、ほぼ日手帳を、飽きたら取り替えるという感じで毎年交互に使ってきたが、今年は新しい挑戦をして息巻いている。

Smythson の綴じ手帳を取り寄せたからである。

スマイソンは1887年、ロンドンのボンド街に開店した文具店で、来年で125年(1世紀と4半世紀)を迎える老舗である。特にその紙類は "Featherweight Paper" と呼ばれ、薄くて軽いのに裏抜けしない紙として定評がある。手帳にも同種の紙が使われていてずっと欲しかったのだがなにせ高い!50ポンドほどするから普段は縁のない手帳として敬遠してきた。しかし、ここしばらくの円高でかなり安く買えるようになったので、思い切って購入してみた。


このような箱に入って届けられる。リボンもかけられていたが外して捨ててしまった。


表紙は実にシンプル。右下に2012年と打たれているのみ。


小口には、ちょっと見づらいが金箔が打たれている。


"CELEBRATING 125 YEARS" の文字が2012年度版の特色か?


マンスリー(月別ページの部分)はなく、年間予定表がある。これは少し残念。


ウィークリー(週間ページ)はいわゆるレフト型。左ページに月曜始まりのスケジュール欄があり、右ページがノート。

そして問題のフェザーウェイトペーパー。その品質を証明するように透かしが入っている。

したがって手帳自体も、かなりページ数があるにもかかわらず、非常に軽い。

そのほか前の方に情報ページ、後ろには路線図が付いているが、イギリスとアメリカの文化情報とロンドン、マンハッタンの路線図なので、眺めて楽しむ程度である。

円高ゆえの贅沢だが、使い勝手がいいようならば、今後も使おうと思う。