発見!白山『映画館』

先週の土曜日に『いーぐる』開店前に行って帰ってきたことは書きましたが、雑誌『ジャズ批評』のバックナンバー「ジャズ喫茶特集」を眺めていたら、白山にも『映画館』というジャズ喫茶があるとこのこと。紛らわしい名前ですが、その名前のせいで私も存在は知っていましたが、白山にあることは今回雑誌を確認して分かった次第です。

いつか探索しようと思いつつ、東洋大の仕事で白山へ。ところが、朝いつもの道をちょっと曲がったらさっそく発見!(もちろん朝だから開店していませんが)。昼過ぎに仕事が終わるので寄ってみると、まだ準備中。ホームページを検索して読んでみると、3時ぐらいに開店するようです。うーむ、今度どうやって時間つぶそう。

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ホント、普段の道をちょっとそれたらありました。いや、この看板だけなら普段通う道からも見えるのですが・・・注意力が足りませんやな。

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準備中の札が。しかし、こう言っては何だが永遠に準備してそうな佇まい(笑)入り口にあるエアコンの室外機が、熱い空気を噴き出していましたから冷房も完備しているし、大丈夫でしょう。

ということで、先週のリベンジとして四谷に出ようと突如決心したのは、都営三田線の車中。春日駅で丸の内線か南北線に乗り換え出来る(四谷にはこの二本が行きます)とアナウンスがあったので、あわてて降りて乗り換えようとすると、歩く歩く。別の駅に行っちゃうんじゃないかという距離を歩かされて、結局別の駅に着きました(笑)後楽園駅です。その後は何事もなく四谷着。『いーぐる』も無事開いていました。

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店内は冷房も効いているし、店員が冷たい水を何度も注ぎなおしに来てくれたり、おまけにランチタイムだったので500円でコーヒー飲めたし、席もJBL4344のちょうど真ん中で聴くことが出来ました。
かかっていたのは
Dizzy Gillespie: Big 4
Sonny Stitt: Constellation
Maxin Sullivan: With Bob Wilber
Hank Jones & Red Michell: Duotone
Horace Silver: Blowing the Blues away

二時間ほど粘ってから、帰りました。

四谷『いーぐる』準備中

今日は東洋大の日でしたが、1時間のテストを実施して時間、および気力・体力ともに十分余ったため、すぐには帰らず東洋大の地下レストランで食事し、都心をうろつくことにしました。

ずっと気になっていたインド人シェフのカレー屋。ナンもあるという噂でナン好きの私としては一度行ってみたかった半面、世の中に跋扈している「冷凍ナン」だったら食べないほうがよっぽどいいと思って遠巻きに厨房を覗くとタンドリーがちゃんとあり、その場で生地を伸ばして焼いてくれる。チキンカレーにナン、サラダとラッシーが付いて480円ということで迷わず注文しました。非常にお得。写真を撮っておけばよかった。でも、チョー辛い。けど美味い。このノリで、陳建一麻婆豆腐も500円以内で出店してくれないかなー。毎日でも行くのに(笑)

その後、四谷のジャズ喫茶『いーぐる』でJBLから流れるジャズを聴こうと南北線を使って四谷に出ましたが、これが準備中。到着したのが1時過ぎだったんですが、土曜は2時からなんですね、帰ってきて知りました。

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ジャズ喫茶の名門四谷『いーぐる』の看板。

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少しシャッターが開いていたので、ずうずうしい私は潜り込み階段を下りていくと「準備中」の看板が。叩いてみたが反応がないのですごすご引き下がる。「ずうずし学校」での修行不足か(笑)

開くまで粘ろうかとも思ったのですが、暑いし、辛いカレーのおかげで体も熱くて汗がとめどなく流れるし、おまけにその時点ではいつ開店するかも分からなかったのでさっさと新宿に戻りました。今は「ジャズを流す喫茶店」となった『ディグ』に寄ろうかとも思ったのですが、本駒込駅までの道に迷い(普段は白山を利用しています)、四谷で準備中の憂き目に逢って、すでに気力のほうが萎え気味だったので、おとなしく八王子に帰還しました。

いよいよW杯

ブラジル戦の結果、日本がリーグ敗退してしまいましたね。

個人的には、仕方ないかなと思っています。もともとあまり勝敗には興味がありません。高校時代サックスを吹いていた関係で、高校野球の応援に毎年駆り出されましたが、野球なんてルールもよく知らないし、どっちが勝っているかも分からないので、とにかくホームランが出たら人より大きな音を出すようにしていたら相手校のホームランで怒られたこともありました(笑)それに、素人目に見ても今回予選突破が難しいのは分かっていたし、予選突破できるなんていう幻想もマスコミが作っただけでしょう。幻想を抱いていなかったから幻滅もないわけです。「サムライ」ブルーなんて言って登録商標化し、タオルなんかを高い値段で売ってタツキにしている姿を見ても鼻白む。うちは江戸時代から町人の家系なんで侍には遺伝的に反抗心を持っている(笑)

サッカーに興味を持ったのは、多くの人と同様に前回のW杯。セネガルの試合を見ていた時です。彼らの応援は面白くて、ずっと応援団が鳴り物でポリリズムをたたき出しているんですね。キップ・ハンラハンの「アラビアンナイト」物を聴いている感じ。で、そのポリリズムの上に乗って行われる試合が実にグルーヴしている。これがきっかけで観るようになったので、どこが勝つとか、どこを応援するとかにはほとんど興味がなく、どんなプレーを見せてくれるのかが興味の対象です。

たとえばブラジル戦のカカやロナウジーニョはチャーリー・パーカーみたいですね。解説者が言っていましたが、何段もギアを持っている。パーカーも同じように一曲の中で何度もギアチェンジしてビートを加速させたり減速させたりします。ここから生まれる醍醐味は、それがボールを巡るものであっても音を巡るものであっても、結局は「時間」を自在に支配している様子を観ることから生まれる快感だと思います。

予選リーグが終わって、いよいよ決勝トーナメント。どれだけグルーヴした試合を観られるのか、自在にビートを操るようなプレイを目にすることが出来るのか、楽しみです。私のW杯はこれから始まる感じです。

東洋大学Jazz Sunny

今日は授業終わりに学バンのコンサートに行ってきました。東洋大学Jazz SunnyのC年(Freshman)バンドです。C年だし楽器初心者も多いのでソロなどたどたどしいものが多かったけれど、ここをスタートとしてみんな上手くなっていくんです。特にバリトンの学生は"Love"のイントロでモンクのような印象を醸し出していて、これからが楽しみです。また、上級生で司会もしていた、ちょっと小林綾子(おしん)似の女子学生の吹くペットはエネルギッシュですばらしいものでしたし、独自の世界を持ったピアノの人やウェスのようなギターを弾く人もいて楽しめました。

ウタのほうにも上手い人がいて、"Love"を歌った女子学生やボサノバ調の"Save the Last Dance for Me"を軽い感じで歌った男子学生など、非常に聞かせる歌でした。

演奏曲目は
1. Nature Boy (8beat)
2. いとしのエリー(ボサノバ)
3. ウィンダムヒル風の曲
4. Love (4beat)
5. Save the Last Dance for Me (ボサノバ)
6. Superstition

このJazz Sunny、看板には"Since 1948"と出ていて戦後すぐに結成されたようで、長い歴史を持っているんですね。

エレベーターの夢

エレベーターでこっぴどい目に会う夢を見ます。だいたい1年に1?2回ですが、エレベーターが中途半端な階で止まって無理矢理抜け出したり、乗っているエレベーターがクリフォード・ブラウンのトランペットのように急上昇・急下降を繰り返してぐったりしたり、上の階に近づくとだんだんスピードが落ち、苦しそうにやっと上がっていく感じになって、いつ下降に転じてもおかしくないことに冷や冷やしたり、そんな夢です。

もちろん夢のことで、現実にはエレベーター恐怖症になることもなく、東急スクエアや京八ビルのガラス張りエレベーターもなんなくこなして、「戎」や「南蛮渡来」に繰り出すわけです。うちのアパートもエレベーターが付いていて疲れたときなどは乗っています。

しかし、ニュースを見ると私の夢をそのまま現実にしたような物騒なエレベーターが動いているそうじゃないですか。いい夢なら実現することを願いもするけれど、こんな悪夢が現実にあったってこと自体が驚きです。

Montblanc 149

私は特にモンブランに思い入れがあるわけではないですが、ネット記事や書籍を読むとどうしても目に付くのがMontblanc 149です。やれ「万年筆の最高峰」だ、やれ「本物の作家はこれを使う」などうるさいんですね。で、作家ではないのだから無視していればいいんだけれど、そうやって書き立てられるとどうしても気になってしまう。気になると夜も眠れない。もう、149をすっぱり買うか、それとも149とは「一生買わないという形」で付き合うかなどと、非常に屈折した感情に支配されてくるわけです。

「これは精神衛生上、よろしくないなー」などと考えていたとき、恒例となったモンブラン値上げの噂が飛び込んできたので、もう躊躇せずにエイヤと購入したのがこれです。

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しかし大げさなハコ。

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ペン先はBですが、太いしフルハルさんの所で解説されているように筆記角度が非常にシビア。ちょっと傾けるともう書けなくなる。ただのBなのにスタブのようなペン先。かえすがえすも汚い字ですが筆跡はこうなります(インクは写真に写っている純正のロイヤルブルー。モンブランだと純正以外を入れるのが怖くて)。

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太いペン先ならフルハルさんで有償で研いでもらうのを前提で買うか、そうでなければMまでにしておいたほうが無難ですね。上の箱入りの写真、実は撮影用に箱に入れたのではなく、ずっと仕舞っておいたので箱から出す前に一枚パチリと撮ったのです(インクはわざと置きましたが)。普段はほとんど使いません。年賀状のシーズンだけ箱から出して使います。本当は最初に無理して使って馴染ませるという努力が必要なのですが、なかなかそうも行きません。

Montblancが悪いといっているのではありません。Bニブなので、それじゃなくても使いづらいのに、さらに使う場面が少なく、なじませる機会がないため、いつ使っても、「買ったときのような使い心地の悪さ!」という悪循環に陥っているんでしょう(笑)。またいずれ146のMとEF、そして古いジェネレーションについての記事を書きますが、これらはいつも手元で活躍しています。

サイトを公開しました

昨晩ですが、新しいサイトに移行して公開しました。
もう、こちらのブログでは半ば公開していたのですが、ドメインを移し替えて検索サイトに新しく登録しなおし、ping送信も新しいサイトからに変更したのが昨晩です。トップページのURLは、したがって変わりません。

前期の授業が終わってからとも考えていましたが、サイトというものは実際ユーザーに使ってもらわないと、なかなか不具合が発見できないんですね。そういう意味もあってこの時期に移行しました(謎)

Pelikan 200 と Fiesta Red

採点のときはラッション・ペンやペンテルのサインペンのようなフェルト・ペンを使います。万年筆で丸やチェックをシャッと書くとペン先が痛みそうだし、おまけにやはり疲れるんですね、フェルトペンほどは当たりが柔らかくないから。

しかし、たとえば何かコメントを書き加えたりしなければならないときはフェルト・ペンでは字が太くなりすぎるので万年筆の出番となるわけです。

いま採点のコメントやペーパーの校正用に使っているのが見るからに赤いPelikan Traditional 200スケルトン(通称ペリスケ)の赤軸です。スチールペン先ですが当たりが柔らかく重宝しています。ペン先はM。ほとんど気を使わないペンですが、さすがに採点時の激しいストロークはペン先によくないと思います。

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隣に写っている瓶はインク瓶で、"Private Reserve Fiesta Red"です。このフィエスタ・レッドは昔の"Omas Amerigo Vespucci"に似て臙脂に近い感じの渋めの赤です。汚い字ですが筆跡はこういう色です。

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ちょうどインクを入れたばかりなので少し薄く水くさい色合いですが、いい感じで煮詰まってくるとくっきりとして渋い赤になります。

ちびまる子ちゃんを見ていて

日通ペリカン便のCMが面白い。

ディズニーランドに来たカップルの青年がぬいぐるみを買ってどこかに送ろうとしている。彼女のほうは「いったいどこに送るのよ?」と心配も手伝って切れ気味。配送センターで宛名を書くところを見て、青年の実家にいる妹のところだと分かり万事丸く収まる。夕日に向かって短髪の青年が微笑む、という展開のものです。

このCMは何年も前からやっていて、「山頂に望遠鏡」と並び日本通運の印象深いCMです。

この続編も出来て、今度はそのぬいぐるみが届けられ、妹が方言でお兄さんにお礼をいい、カップルは微笑んでいるというものです。これもわりと印象深い。

しかし、この二編がつながって放送されると奇妙なことになるんですね。というのはディズニーランドから送る時短髪だった青年は、妹の返事バージョンでは長髪に変わっているんです。同じモデルさんだと思います。

そうすると、「速さ」や「安全」を売りにする宅配便のCMとしては問題じゃないですかね(笑)髪が伸びる速度で荷物が届けられるなんて・・・江戸時代の飛脚だってもう少し速かったはずです。

あるいは、ひょっとすると時期が違うという設定なのでしょうか。だとすると、「この妹さん、お礼を言うのが随分遅くないですか?」との疑問がわきます。「誕生日プレゼント!」といっているんだけれど、あんなに髪が伸びたらもう、翌年の誕生日プレゼントになってしまいそうな勢いです。ひょっとするとプレゼントの催促をかねて、わざと自分の誕生日付近で前回のお礼の電話をしたとか?純朴な方言の陰にしたたかな計算が働いていますね(笑)

凝りはじめると止まらないから

新しくサイトを作成していることは下にも書きましたが、凝りはじめると止まらないですね。
授業のページと日記のブログは分けました。ということで、これからはこの日記風ブログだけをミクシとつなぐわけです。

いずれにせよ、ほどほどにしておかないと、毎日まいにちが寝不足で仕方ありません。明日は白山。テストです。