相棒 劇場版IIを見てきた。
結論からいうと、前回の映画が5点だとすると2点。それでも甘いぐらい。わざわざ映画にした意味があるのだろうか?
以下ネタバレを含むが、疑問点とおかしな点
・警視庁の会議室にしても警察庁の地下駐車場にしてもあんなに無防備でいいのだろうか?
・陣川君と神戸君が初対面のような挨拶をしていたが、既に面識があるはず。映画版は別といいたいところだが、先日のテレビ放映からのつながりということになっているので、このエクスキューズも成立しない。
・曹さんのご遺体はいったいどこに?
・サブタイトルにある警視庁占拠は始まって早々に解決してしまう。ゆえに一番長い夜と銘打ちながら昼の捜査や聞き込みがメイン(この点では、遠藤章造が出ていた新年スペシャルのほうがよほど長い夜だったと思う)。
その他同じシーンの使い回が多かったり、人質となった上級幹部の個性があまり描かれていなかったりで、内村さんの鼻血しか印象にない 🙂
最後に衝撃的な出来事があるが、こんなの映画でやってしまったら、映画見ていない人がテレビを見てどう思うのだろうか?それも疑問。
あなたの正義を問う、、、これがテーマのようだが拮抗する二つの正義やアンチノミーがあったとは思えない。どう見ても右京さん側が正義、というより合法的だし、むしろテレビのエピソードに、もっときわどく両者の正義がつばぜり合いをしているようなものがある。
まあ、小西真奈美は黒目がちだということだけはよく伝わった 😛