今日も大珍飯店で昼食。はまっている。
今日はエビチリがランチ定食。
エビが10粒程度入っていて、真ん中にこんもりとした炒めた卵が盛られていて、これで800円。さすがにお客さんがひっきりなしに来ていた。
久しぶりに文房具ネタを一つ。
最近、ボールペン業界では「なめらか戦争」というのが起こりつつあるようだ。
きっかけはPentelの「ENERGEL EURO(エナージェル・ユーロ)」であろう。
実に書き味のよいゲルペンである。私もちょっとした書類に記入する時はこれを使用している。また太字の赤を使って採点をするととても楽。スムーズに丸だのバツだの三角だのを付けられるのだ。しかしこれはジェルペンのこととて、キャップのないノック式だとペン先が乾くのかこの方式のものは出ていない。
そこへ、従来の油性とジェルペンのなめらかさを融合したといううたい文句で殴りこんできたのが、ZEBRAの「Surari(スラリ)」。ZEBRAはサラサ(ゲルペン)のようにオノマトペ(擬音・擬態語)のネーミングが得意なのだろう。エマルジョンインクというインクを開発したそうで、要はマヨネーズのように酢と油、いや水性と油性を乳化させたインクが「油性のしっかりした手応えと、水性(ジェル)のなめらかさを両立させ」ているそうだ。なめらか指数というよく分からない指数でもNo.1 ということで大々的な広告と店頭の煽りを展開している。
しかしながら、このペンの本当の価値は「キャップ式ではない」ことじゃないだろうか?日常の場面でさっと使う時にキャップ式ではいかにもまどろっこしいのでやはりノック式がよい。キャップレスでもペン先の乾かない、あるいは乾きづらいなめらかインクというのがこの商品のコンセプトなのではないかと思う。
そこで再びPentelが巻き返しに打ち出した商品が、同じノック式の「VICUNA(ヴィクーニャ)」。こちらは油性インクの粘度を下げた純然たる油性ボールペン。やはり「世界一のなめらかさ」という、小学生の「100万円」ぐらい曖昧で漠然とした指標でなめらかさを強調している 8)
両方の青インクを使った感想だが、うーむ、分からない 😉 どちらも同じように書き味が柔らかで、もはや人間が感知できる差異ではなくなっているような気がする。ただ若干Sarariのほうが水っぽい感じでVICUNAのほうに粘りを感じるのは先入観だろうか。今のところ三菱鉛筆とパイロットは「消せる消せない戦争」を繰り広げていて「なめらか戦争」には入っていない。しかし日本人の習性としてある方向に走り出すと、文房具で言えば極細競争、オーディオ界のミニコンポ戦争などのように、歯止めが利かなくなる傾向がある。なめらか戦争もあまり過熱すると、そのうちなめらか過ぎてダダ漏れのインクなんてのが登場するのではないだろうか? 😛
ところでインク色だが水性やゲルペンのように派手な違いはなく、どちらも落ち着いて少し紫の色味を含むボールペンの青である。結局私の好きな青はパーカーペンマンの「サファイア」系統の純青なので、EUROを使い続けることになると思う。黒・青・赤を出しておけばよかんべイズムはよして、もうすこし青の色味などにこだわってもいいのではないか。見ている人は見ているものだから。
追記(6/6) 先日文房具屋に行ったところ、ENERGEL EUROのノック式が売られていた。そうなると、Pentelのこの2本はジェル式と油性の違いをコンセプトにしたと言えるのかもしれない。
学生時代、友人たちと中野山王にある「中野飯店」でよく飯を食べていた。
私が中華を食べる時まず気にするのが油通し。これをしないで野菜をいじいじと炒めている店は論外、火が通る頃には野菜の水分と灰汁が出てしまって、炒めているのか煮ているのか分からない仕上がりで味も悪くなるからだ。「中野飯店」はきちんと油通しした野菜を手早くざっと炒めるので、野菜がしゃっきりしていて実に美味い。
ここでよく注文したのが木須肉(ムースーロウ)。豚肉ときくらげをメインに卵やたけのこ、ほうれん草を使った炒め物だ。
あるとき、友人たちが行った時私がいないのに気づいた店のおばちゃんが「あれ?木須肉を食べるお兄さんは?」と訊いてきたそうだ。当時映画『ダンス・ウィズ・ウルフ(狼と踊る男)』がヒットしていたこともあって、私のインデアンネームは「ムースーロウを食べる男」と決まった次第 🙂
今日の昼、最近のお気に入り「大珍飯店」に行くと、ランチ定食として木須肉が出ていたので注文してみた。これは普段のメニューにはないもの。
iPhoneのカメラで撮ったのでいまいちだが、人参も入って彩り豊かで美味しかった。
どこか美味しい店はないかと探していたら、八王子のラーメン屋さんwikiでラーメン屋ではないものの、近所にある評判のよい店を見つけた。
大珍飯店。16号交差点のセブンイレブンの角を横浜方面に行ってすぐにある、前から見かけていた店だ。街の中華屋さんというかんじで、知らなければちょっと入りづらいところ。
先週から通って、青椒肉絲、中華丼、今日は炒飯と餃子を頼んだ。この注文で、それぞれ味付け、野菜の油通し、炒め方を確かめられるのだ。しかし、どれも文句ないほど美味。本格中華を日本風にアレンジしてあって食べやすいし、それでいて基本はしっかりおさえているので飽きがこない。
いつも写真を撮ろうと思いつつ、料理が来ると美味しそうなので手をつけてしまう。食べかけの写真は載せたくない。今日も同じだったが、食べ終わった写真なら問題なかろうということで、一枚とってみた。なんのこっちゃ分からない食器の写真だが、炒飯と餃子の夢の跡。
京王八王子にも姉妹店があり、そこも美味^^