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K. Fukao

中秋の名月

今日は十五夜なので、昼間っからススキを持っている人を見かけました。スーパーなどでお買い上げのサービスとして配布していたようです。私は、ついこの間お彼岸でおはぎを食べたので、月見団子は食べないことにして世間をほっつき歩いていました。

浅川もだいぶ水が引いて、本来の浅川に戻ったようなので一枚写真を撮りました。

浅川

台風直後の写真と比べてもらえれば、本当に浅いことが分かります。裾まくりして渡っていけそうな浅さです。

夜、会合に向かう際に撮った月。電話のカメラなので限界がありますが

fullmoon1

さらに深夜、雲が出てきたので撮れずにいると、雲間の月が出たので撮ってみました。

fullmoon2

リアルサイズは こちら

ロボットの旦那芸

つい先日テレビを観ていたら、最新技術を駆使したロボットの特集番組をやっていました。

自力で立ったり崖っぷちまで来るとぴたりと止まったり凄いロボットが紹介されていたんですが、中には人間の側でいろいろセットしてあげて、やっと作業ができるというものもあって微笑ましく観てました。

南伸坊が書いていましたが、彼が博物館に行って見せられたロボットが、まあ人手を煩わすこと甚だしい。何かを切るにも、その何かをロボットの前においてあげて、包丁もロボットに持たせてあげて、スイッチを入れてやっと切る。これを称して「旦那芸」と書いていたのに爆笑したことを思い出しました。

「おいおい定吉や。あたしもそれを切りたいから、持って来なさい。どこに置くか分からないから、おまえ置いとくれ、ちがうちがう、もっと手前だろ、そうそう。え?包丁だって?そりゃ台所の奥にあるから、急いで持って来なさい、早くってんだよ。どれどれ、じゃあ、包丁をあたしの手に持たせなさい」って感じで、それをやっとこさ切ると、店のものだの出入りの職人だの店子だのが、「こりゃ凄い、さすが旦那!筋がいい」

でも、私もロボットのことを笑えなくて、ギターを最初手にした時、間違えて弦を切っちゃったのね、それまで張ってあったやつ。仕方がないので楽器屋にいって、

「ジャズ弾くのにいい弦はどれだい?ああ、それかい、いくら?分かった、お足だよ。それと、張り方分からないから、あんた張ってよ。時間がかかるって?じゃあ、二階で楽譜見とくから、いい頃合になったら取りに降りてくるよ」

なんていう調子だったのです。

蚊遣り豚

蚊遣り豚

8月の猛暑中は雨が少なく、水溜りがあまりできなかったためか、あるいはあの暑さで蚊もやられてしまったのか蚊が出ませんでした。

ところがここへ来て残暑とこの前の台風以来できた水溜りのために蚊が出てきたみたいで、おとといの晩足を4箇所も刺されました。やっと捕まえて叩き潰しましたが、かゆいのなんの。モスフィーという痒み止めを塗りました。

夜なので薬局が寝てしまっているため、セブン・イレブンに行って蚊取り線香を買い、以前から愛用しているブタちゃん(正式には「蚊遣り豚=かやりぶた」と呼ぶそうです、今知りました)にセットして焚き、寝しなに消して安眠しました。寝ながら焚くと防災上よくない上に、のどを痛めます。

夜に写真を撮ったのですが、光の加減と目の周りの脂のせいで凶悪で不気味なハロウィン豚になったので、昼間改めて撮ったという訳です。

「不気味なハロウィン豚」

蚊遣り豚2

千年ケフィア

はらわたの調子が悪いと言って、お上が辞めてしまいましたね。

代わって名乗りを上げたのが福田さんと麻生さん。よい政治をやってくれればどちらでもいいですが、福田さんは美声の上に喋り方が学者風なので、なんだか吸い込まれる。テレビのインタビューなどを見ていてもついついうなづいてしまうような魅力のある声と話し方です。ああいう感じで、落ち着いて、間を大切にし、かつ飄々と話したいと常々思っているんです。

一方で麻生さんは、前田吟さんにクリソツで、そのまま「おい!弥生!」などと言い出しそうです。中小企業のアクの強い社長の声と言った風情です。吉田家という名門でありながら、一代で会社を築き上げたようなバンカラ風味が彼の魅力です。

ところで、お上の腸が良くないということですが、私も腸には気を使っています。

できるだけヨーグルトを食べるようにしているのですが、菌によって相性があるらしく、カゼイ・シロタ株のヤクルトはどうも私に合っていないようです。ブルガリア・ヨーグルトやダノン・ビオも試しましたが、それほど違いが感じられない。私と相性がいいのは「LG21ヨーグルト」と「韓半島キムチ」のようです。キムチは旨みが強いものが人気ですが、私は少し酸っぱいぐらいのほうが好き。ただ、輸入ものは心配があるので色々探していたら、名前は「韓半島」だけれど、国産(国内製造)で、おまけにちょっと酸味があるタイプだったのでよく食べていますが、朝快腸です。

今回テレビで「ケフィア」のCMを散々見せ付けられて、発酵食品大好きな人間としてはひとまず試しておこうと思い、「やずや」に電話して無料サンプルを送ってもらいました。「にんにく卵黄」や「雑穀米」ではこんなに心動かされなかったんですけれどね。

今朝届きました。

ケフィア

今朝飲んだばかりなので効果のほどは知れません。またよかったら報告します。

今月の紅茶 '07-09

「今月の紅茶」も久々の更新です。

これまで特に普段と変わりばえのしない茶を飲んでいたので取り上げませんでしたが、アッサム夏摘みのクオリティーが出ていたので一つ求めました。

Langharjan 1
「ランガルジャン・クオリティー」 ティップの多い紅茶です。去年飲んだ「マランギ」のクオリティーが、今年はFTGFOPといって高級な仕上げになっていて高かったのでよしました。去年はCTCだったんですがね。

Langharjan 2

淹れました。水色があまり濃くありませんが、実は途中で洗濯物を干しているうちにお湯が沸騰してしまい、沸かし抜きの湯を使ったからで、見張りながら注意深く淹れればもっと濃さは稼ぎ出せるかもしれません。

香りは干草のようで、あまり強い個性はありません。渋みと苦味は強いほうですが、後から来ます。当然ミルクティーにしました。

Langharjan 3

ちょっと腰のくだけた色になったのは電話のカメラのせいで、もう少しくっきりと立った色あいをしています。飲み終えるとティーカップに渋がしっかり残り、タンニンの強さを感じさせます。

増水した河川を視に行って・・・・

嵐が来ると必ず「増水した河川を視に行って云々」というニュースがでますね。

ニュース番組でも「増水した河川は危険ですから、近づかないで下さい!」と注意を喚起していますが、それでも毎回こういう事故が起きてます。

うちのベランダからも浅川が見えます。

Asakawa

これでも増水しているほうです。私の経験で一番凄かったのは数年前の「熱帯低気圧」。台風じゃないので斜に構えていたら見る見る増水し、「川が膨らんでいる」と思えたほどです。それに比べると今回はさほどでもない。

ところで、こうして眺めているとやはり「増水した河川を視に」来る人がいます。圧倒的に男性、しかも中年から老人。増水した川にはオジサンを惹きつけて止まない何かがあるのでしょうか。ニュースでも、たいてい「増水した河川を視に行った男性が、、、」です。田舎の場合は田んぼの用水路の関係でチェックする必要もあるでしょう。しかし多摩川や浅川、秋川など公共の河川の増水ぶりを見に行くオジサンが絶えないのは、やはり情念を衝き動かす何かがあるのでしょう。

都会暮らしをしていると忘れがちな「自然の猛威」を集約的な形で表現しているのが増水した河川なのかもしれないですね。でも、やっぱり危険だから、遠巻きに眺める程度にしておいたほうがいいです。

Stipula I Castoni Agata

「イ・カストーニ」はイタリアの万年筆メーカー、スティピュラの製品です。このペンの特徴は美しいレジンの軸と、クリップに埋め込まれた貴石で、これはagata(agate; メノウ)が埋められています。軸は光の当て方で茶にも緑にも見える綺麗なもの。現行品ではずいぶん整理されてしまっていますが、これを手に入れた当時はかなり何種類も出していました。私はこのメノウのほかにアメジストも求めて買いました。メノウが埋め込まれたクリップがこれです。

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ペン先はBですが、購入した川窪万年筆にお願いしてスタブに研いで貰いました。スタブとは先が扁平になったペン先で縦に太く横に細い字が書けるのが特色ですが、これを斜め45度に構えるとカリグラフとして使え、真横に持てば写譜ペンとして使えるわけです。実際にこのペンは写譜ペンとして利用しています。

i castoni 1

インクも豊富に流れぬらぬらした書き味なのですが、イタリア物によくある通り工作精度がいまひとつです。このペンの場合クリップとキャップの接合部分に隙間があるらしく(息を吹き込めば分かります)、インクを入れたまま放置しておくといわゆる「煮詰まり」を引き起こしてインクが濃くなります。しかもサックス用の譜面の場合水がかかる可能性を考え、耐水性のある古典BBインクを使わなければならないので面倒です。以前の記事でも書いたとおり詰まりやすいんですね。仕方がないので楽譜はなるたけまとめて書くようにし、書き終わったらこまめに水洗いをしています。

サックスとヴォイス

今日は、お昼からカラオケ・ボックスでテナーを練習しました。

大体140で「コンファメ」をクリア。といってもサビのところの16分がよれるんですが・・・

でも喜んでもいられません。日記を繰ってみたら、数年前に名古屋でやったオフでも「コンファメ」やっているのね。あの時はアルトだったかしら?でもテナーも持っていった記憶があって、だとすると、あの時吹いたことすら忘れている時点でダメじゃん。完全なリセット状態。アルトでやったのならまあ、楽器のキーが違うから運指が違うと言い訳できるけれど、なんかテナーでやったような気がするんだよなぁ?。日記にはどれで吹いたとまで書いてないの。

練習が終わって支払いの段になったら、3人ぐらいの母親とそのちびっ子6名ぐらいがレジに並んでいたんだけれど、騒がしいこと夥しい。何かにぶつかって、傍にいたおばあさんに「あぶないよ」と注意されると、母親がそっちをチラッと見ただけで注意もしないの。

この時点でイライラ。

しかも、ヤンママ風の親なら分かるけれど、どっちかっつうと2流の私立女子大を出た感じのヤングママたち。「これはいかんなぁ?」と思いながらも支払いを済ませて歩いていると、坊主が私の前を走り、続いて転んだの。坊主を立たせて、「危ないぞ」といった後、ママ達を見ると、割勘のお金を勘定していてチビ達のほうを見ていない。これは軽く注意しておかないといかん!こうおもって軽く嗜めようと思ったのね、「危ないですよ」と。

ところで、直前までサックス吹いていて、サックスでは声は出さないものの、吹くときは必ず発声をイメージしながら膨らませていくんです。遠くまで音を飛ばそうということで、大きな音より膨らんだ音を目指します。

「危ないですよ」・・・・・ホールに響き渡る声になってしまいました。ママたちビビッてました。遠くにいる係りのお姉さんやさっき注意していたおばあさんがこちらを笑顔で見ているのが見えましたよ。そんなつもりではなかったんですが。

クリスピー・クリーム・ドーナツ

ずっと謎だったことが一つ解けました。

東洋大に行く時、朝8時ごろに新宿駅で電車を待っていると、頻繁にドーナツの箱を抱えた人に出会うんですね。人によっては5箱とか大量に抱えている人もいるので、「あれなんだろうなぁ?」と思っていました。いやドーナツです。ドーナツですが、持っている人がなんか目つきや人相のよくない人だったりすることが多いので、「ひょっとしたら、ドーナツとごまかして危険な薬物でも運んでいるんではないか」などと妄想族を全開にさせたりしていたわけです。

そもそも朝からそんな大量のドーナツを食べたら胸焼けするだろうし、朝からドーナツ屋なんてやっていまいと決めてかかっていたわけです。

このニュースを読んで、初めてそのドーナツ屋の正体と特徴が分かり納得しました。7時からやっていて、食感も軽いドーナツなんですね。さすがにサラリーマンは朝からドーナツの箱を抱えないので、どうしても自由業系の人が目立ち、それが「目つきのよくない男の持つ箱」と勘違いする羽目になったようです。

有楽町にも行列――クリスピー・クリーム・ドーナツが国内2号店

あの“行列のできる店”クリスピー・クリーム・ドーナツが、有楽町へ進出。10月オープン。
 クリスピー・クリーム・ドーナツ・ジャパンは、ドーナツ&コーヒー店「クリスピー・クリーム・ドーナツ 有楽町イトシア店」を10月12日にオープンすると発表した。

 「有楽町イトシア」は、JR有楽町駅前で進行している複合商業施設で、同店は有楽町イトシアの地下1階に位置する。店舗面積は153平方メートルで、席数は6席。

 クリスピー・クリーム・ドーナツは2006年12月、新宿に国内1号店をオープン。1930年代から受け継がれたレシピによるドーナツ「オリジナル・グレーズド」をはじめ、口の中で溶けるような軽い食感のドーナツが人気を博し、常に行列の絶えないショップとして有名。

コンファメーション

今日もサックスを練習しました。

ロングトーンやエチュードに加えて今日は曲を練習しようと思い立ち、指の練習を兼ねて「コンファメ」を吹きましたが、まだまだですねぇ。サビまでたどり着きゃしない 😥

夕方、暗くなって帰るときに川柳を捻りました。

日が暮れて
    コンファメの道
          なお遠し
                 青韻