増水した河川を視に行って・・・・

嵐が来ると必ず「増水した河川を視に行って云々」というニュースがでますね。

ニュース番組でも「増水した河川は危険ですから、近づかないで下さい!」と注意を喚起していますが、それでも毎回こういう事故が起きてます。

うちのベランダからも浅川が見えます。

Asakawa

これでも増水しているほうです。私の経験で一番凄かったのは数年前の「熱帯低気圧」。台風じゃないので斜に構えていたら見る見る増水し、「川が膨らんでいる」と思えたほどです。それに比べると今回はさほどでもない。

ところで、こうして眺めているとやはり「増水した河川を視に」来る人がいます。圧倒的に男性、しかも中年から老人。増水した川にはオジサンを惹きつけて止まない何かがあるのでしょうか。ニュースでも、たいてい「増水した河川を視に行った男性が、、、」です。田舎の場合は田んぼの用水路の関係でチェックする必要もあるでしょう。しかし多摩川や浅川、秋川など公共の河川の増水ぶりを見に行くオジサンが絶えないのは、やはり情念を衝き動かす何かがあるのでしょう。

都会暮らしをしていると忘れがちな「自然の猛威」を集約的な形で表現しているのが増水した河川なのかもしれないですね。でも、やっぱり危険だから、遠巻きに眺める程度にしておいたほうがいいです。

1 Response

  1. 電車が鉄橋を通過するとき、振り返ったら、川が広がっていて、「おお!」と声を上げてしまいました。その川を車窓から見ていたのは子供と私だけでしたから、少しはずかしい感じがしました。

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