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霞む滝山城跡

梅雨がなかなか明けないですね。湿度が高いせいで我が家のスピーカーのウーハーも湿気を吸って重い低音を響かせてくれます。

今日は大学でテストだったので、試験終わりに学部棟から霧雨で煙る滝山城跡を写してみました。

takiyama1

霞みすぎてよく見えないのですが、向こうにぼんやりと見える丘の連なりが「滝山城跡」です。山内上杉氏の家老大石氏が築き、後に北条氏照の居城になったそうです。ノブヤボだと氏康の息子の中では武力だけ高い無骨者の設定ですね。

しかし霞みすぎで墨絵みたくなっています。目と鼻の先にある本部棟ですら霞んでいました。

headquarters

緑匂い立つ「栄光の道」

今年はなかなか梅雨が明けず、結果的に私が好きなシーズンが続いているわけですが、いま参院選たけなわということで3年前を思い出してみると、あの時はすごく暑かったんですよね。なぜ覚えているかというと、我が家の冷暖房はオフィスにあるような巨大冷暖房器具で「動力電源」というのを用いている。これは基本料が高いけれど使用量が安く、おまけにパワーがあるので我が家もあっという間に涼しくなったり暖かくなったりするわけです。ところがこれ、基本料がバカにならない。月5,000円もします。ジャズのCDなら三枚は買えます。場末の酒場でなら酔いつぶれるほど飲めます。シーズン中はともかく、オフシーズンまでこの料金を払うのは馬鹿馬鹿しい。東電に相談すると「使用量ゼロなら基本料が半額になります。ただし、ブレーカーを上げておくと微弱な電流が消費されるので、シーズン外は電源を落としてください」とアドバイスを貰ったので、オフシーズンは電源を止めて基本料を半額に押さえ、検針が来た後で電源を入れるようにしていたわけです。検針は月の12日前後に来るのですがなかなかこない、きっと土日の関係もあったのでしょう。3年前はヤングメンズディビジョンに属していて、毎晩集まりがあり、うちに帰るとモワッと暑くて、検針前だけれどブレーカーを上げようと何度思ったことか数知れずという思い出があります。それに比べて今年は毎晩集まる必要はないし、世間は涼しいしでいまだに動力電源のブレーカーを上げずに凌いでいられます。

というようなわけで、創価大学の栄光の道も湿度に後押しされて緑が匂い立つほど濃くなってきています。

栄光の道1

栄光の道2

今日、授業で小テストをやったので、テスト中窓の外を眺めていたら、滝山城跡の緑もまた靄っていて風流でした。写真に収めようとも思ったのですが、授業中ということもあり後で撮ろうと思って、すっかり忘れていました。

梅雨空に一瞬

今日は一日中梅雨空でしたが、7時前になって急に西の空が明るくなってきたので、ブラインドを上げて見てみたら雲間から日の光が差していました。

夕焼け1

写真右下に写っている光は、浅川河川敷の盆踊りの提灯です。「葉っぱギラギラギィラギラッ、ハッ?♪」と太陽の町、八王子が流れています。正面ちょっと右に創価大学の本部棟が写っているのですが、シルエットで分かりづらいですね。もっと空に向けて撮った写真が下。

夕焼け2

太陽の町、八王子ですが、正確な曲名は「太陽おどり ―新八王子音頭―」というようですね。

バーガーキング、再び

東洋大学の授業終わりに再びバーガーキングへ行ってきました。といっても、前回はそこを目指したわけではないのですが、駄目となると人間てぇのは余計にやりたくなるもので、前回の行列のせいで今日はわざわざバーガーキングを目指しました。

そこで「動く歩道」を利用。

動く歩道

これは都庁まで続くのですが、「うむ、石原都知事めぇ、こんな贅沢なもの・・・」と思い、ふと気づきましたが、これは現都知事の作ったものじゃなくて、ホームレスの立ち退きとかで荒れていたときは青島都知事の時代だったんですよね。イカンイカン、何でも悪いことは現都知事のせいにしとけばいいという性分が身についているなぁ 😛 などと、あまりにスムーズな歩行のおかげでいろいろなことを考えていると、あっという間に住友の三角ビルの横に出ました。このビルの前を横切ると新宿アイランドです。

今日は平日で、おまけに小雨そぼ降る天候、列などないだろうと期待していましたが、それでも2?3分程度の列はできていました(お昼時だったせいもあるのでしょう)。メニューのチラシが置いてあるので、並んでいる間に何にしようか決めるのですが、折角なので一番贅沢なものということで「ダブルワッパーチーズ」に決めました(「ワッパー(whopper)」とは「どでかいもの」という意味)。ところがお釣りを貰って気づいたのですが、店の人は「ダブル」のない「ワッパーチーズ」だと思ったようなんですね。確かに、ワッパーチーズが出てきました。特にダブルでなくてはいけない理由なかったので、そのまま貰って席に着きました。これがワッパーチーズ。

whopper cheese 1

サイズ比ということでよく使われるタバコの箱を脇に置いてみましたが、そのサイズの大きさが分かると思います。タバコの箱を二つ並べてそれが収まる程度の円を描くと出来るサイズです。マックよりいいのは野菜が多いところ。中身を少し。

whopper cheese 2

具は、ハンバーグの他、レタス、たまねぎ、トマト、ピクルス、そしてチーズが乗っていました。チーズは香りや味の強い種類でコクがありました。ハンバーグもグリルされた香ばしさが出ていたので、丁寧に作っているのですかね。そしてなんといってもこの量です。

私も大食いでは人後に落ちないつもりでしたが、これを一つ食べたら、かなりお腹がくちくなりましたよ。ダブルだったら降参していたかもしれません。話の種に食べに行って、十分満足できると思います。

ロンドンパブ シャーロック・ホームズ

クリーニングを出しに街に出かけました。

途中、駅前放射線通りの一角が白い花でデコレートされ、そこだけロンドンの街角のようになっていたので写真を撮りました。

Sherlock Holmes 1

ロンドン風パブのSherlock Holmesです。数年前、暇があったときは昼間によく行っていました。ここではギネスが飲めシガーを吹かすことが出来るのです。現在はよくわかりませんが、当時は店内でもシガーを販売していました。売ってなくても大丈夫。すぐそばにタバコ専門店KemKamがあり、ここにはCohiba(コイーバ)やMontecristo(モンテクリスト)をはじめとしたプレミアムシガーが、きちんとシガー専用棚に収められて売られているからです。ここで一本買い、Sherlock Holmesでギネスやモルトウィスキーを啜りながらシガーを吹かすのもいいものです(今は暇がなくて出来ません・・・ 🙁

店の入り口はこうなっています。

Sherlock Holmes 2

また夏休みになったら、シガーを吹かしに行こうかなと思っています。

店の詳しい情報は

今月の紅茶

今月はもう終わりかけているのですが、6月中は大学の職員から頂いたさまざまなお茶を飲んでいました。フォションのアップルティー、トワイニングのダージリン、もう一つマレーシア産の正体不明のお茶です。

これらはまだ残っているのですが、いよいよ蒸し暑くなってきたので今日は紅茶とスパイスを買いに出かけました

tea and spice

スパイスは以前も紹介した「カルダモン・アンド・ペッパー」。紅茶のほうは普段よく使っている「シロニバリ(CTC)」、アッサムの茶です。相も変わらずめんどくさがりなので、チャイを煮立てたりせず葉っぱと一緒にしてお湯を注いで作ります。

しかし今日は蒸しますね。家のベランダから市役所のほうを撮影した写真がこれ。

rainy season

市役所が雨と蒸気で霞んでいます。

新宿(ヒート)アイランドのバーガーキング

今日は新宿で一回降りて、西新宿のほうを散策してみることにしました。

南口と西口を結ぶ通路を歩いていると、懐かしい顔が。高校生の時に英語を教えていたラヂオ君とたいさんです。もちろんどちらも仮名です。二人とももう大学のsenior、4年生なので就職の様子を聞くとどちらも順調のようで何よりです。忙しい二人なので散策につき合わせるのもどうかと思い、しばらく立ち話をして別れました。

しかし、今日も今日とて暑いこと暑いこと!東京が30度なら八王子は32度だとどこかで書きましたが、八王子は森も多いし風が抜けやすいせいか、ずいぶん体感温度は低い。新宿の西口なんて地面はしっかりとアスファルトで固めた事実上の砂漠で、おまけに高い建物を建てるから必然的に人口の盆地となった格好で、歩道のちょっとした手すりなどを触っても「アチッ」という感じ。暑いし熱いしたまに吹く風は温い。

ということで、あまりうろつき回るのはよして昼を食べようと店を探していると集合店舗のビル「新宿アイランド」に出くわしました。

新宿アイランド・パティオ1

しかしこの暑さ。「新宿"ヒート"アイランドの間違いじゃないの?」などと心の中で悪態をつきながら階段を降りていくと両側に流水があって、少しでも涼を出そうということでしょう、あまり効果は感じられません。下は円形の広場になっており(ここをパティオ=中庭と呼ぶようです)その周囲を取り巻く形で店舗が並んでいますが、すごい行列を目にしました。今話題の「バーガーキング」、昔一度食べたことがありますが、量が多くて美味しかった記憶があります。

バーガーキング

しかし最後尾で30分待ちとの事・・・私は母親が戦後の混乱期に幼少期を過ごして、配給などの列に並び続ける生活を送った反動で「列に並んでまで何かするのははしたないこと」という教育を受けたのと、青春期が崩壊直前のソ連とシンクロしていて、いつも物を手に入れるために並び続けている映像を見続けたのが原因だと思うけれど、列に並ぶのが極端にいやなんですね。「終戦直後やソ連邦でもあるまいし」という意識が先に立ちます。それでも誰かと一緒ならなんとか我慢できますが、一人ではまず無理です。ここでラヂオ君やたいさんと別れたことを後悔します。彼らがいれば一緒に並んでもらって無駄話に花を咲かせているうちに30分ぐらい経ってしまうからです。

仕方がないので別の店を探しましたが戸外ということで暑い。四囲を水が取り囲む構造になっているのですが、盆地の形状なのでお世辞にも涼しいとはいえないし、おまけに歩いてきたので汗が引かないわけです。ということでビルの中に入って店を探しましたが、あまりぱっとせず、結局和幸でカツレツを食べました。和幸ならば八王子にもあるんですがね。ご飯を食べて人心地ついたので、先ほどの広場に戻って一服しながらあたりを眺めたりする余裕が出てきました。

パティオ

しかし高いビルです、天に嘯(うそぶ)いています、バベルの塔とならないことを祈ります。もっとも周囲にはもっと高いビルも立ち並び、都庁なんかはすでにバベライズされているような気がしますが。落ち着いてよく調べてみると、「スパイスロード」という集合店舗があり、そこには香辛料を効かせた料理を出す店が立ち並んでいてインド式のカレーやレバノン料理、「陳麻婆豆腐」などという美味しそうな店も入っていたようです。そっちにすればよかった。

お腹もくちくなったのでパティオを後にし、暑い中京王新宿までたどり着いて準特急で八王子に戻りました。

今度は平日に行ってみて、行列の主「バーガーキング」の味見をしてこようと思います。

白山紫陽花祭り

仕事終わりに白山紫陽花祭りに行ってきました。

東洋大学の南門を出ると正面の細い路地が白山神社への裏の参道となっていて、すぐに行けます。最初に児童公園のような広場があり、その広場を囲繞して紫陽花の花壇が作られています。下の写真はそこから祠のような建物の方向を撮影したもの。今回は設定を間違えてVGAサイズ(640 x 480)で撮ってしまったため、サムネイル画像になっています。クリックしていただければ大きな写真が出てきます。

hydrangeas
すべり台のはしごの途中から撮りました。しかし、子供の頃普通に上り下りしていたすべり台ですが、大人になってから上ってみるとずいぶん心もとない造りになっていますね。

メインの紫陽花花壇は「会期中以外は閉めております」という立て札が掲げられて閉まっていました・・・会期中のはずなんですけれどねぇ?そこに、珍しく純白の紫陽花があったので柵越しに一枚撮ってみました。

white hydrangea

そこから渡り廊下をくぐると、もう表の参道に突き当たります。思ったほど多くはないですね。たとえば創大の松風センターから教育学部棟まで続く紫陽花並木のほうが、規模としては大きいと思います。

紫陽花の中には「額紫陽花(ガクアジサイ)」といって、全部のつぼみが開かずに周辺の花びらだけが開く種類があります。ブルーの額紫陽花がとても爽やかだったのでこれも1枚。

blue macrophyll

さらに、白い額紫陽花が可憐に咲いていたので、こちらも撮りましたが、白味が強くて、いくぶんハレーション気味ですかね?

white macrophyll

このあと表の参道に出ましたが、非常に流行っているイタリア料理店が二件ほど軒を競っていたりして、原宿に比べても遜色ないほどの表参道ぶりです(ほんとはちょっと広い路地といった趣き 😛 )。お昼がまだだったので、そこで食べていこうかとも思いましたが、30分以上待つと聞かされて大人しく帰ってきました。

全日本大学野球選手権

全日本大学野球選手権のベスト4に創価大学が入ったということで、今日のお昼1:30から神宮球場で早稲田との対戦カードになりました。

普段なら神宮球場へなど行かないで陰ながら健闘を祈っている私ですが、今回は東洋大で仕事があったのでそのまま神宮まで出られることや、対戦相手が早稲田大ということで、早稲田といえば佑ちゃん、またの名を「手巾皇子(ハンケチ王子)」ということで話題にもなっているし観戦に行ってきました。創価大学の学生・職員・教員は自己申告すれば一塁側で無料券をもらえたので、それを頂いて入場。

jingu stadium

神宮球場です、混んでいます。

一塁側スタンドは、このとおり創価大一色、というか三色 🙂

first stand

友人の先生と待ち合わせていて、彼が来るまでのあいだ一人で観ていたのですが、実は私、あまり野球のことが分からないんです。昔は一塁と三塁も良く考えないと分からないし、三振すればアウトというのは分かっても、どこに投げたからストライクなのかが分かりませんでした(今でもよくわかっていません)。だから、以前も記事に書いたと思うけれど、高校時代ブラバンに駆り出されて高校野球の応援に行っても、そもそもどちらが優勢なのか分からないので、打ったら大きな音を出すように指示されて、間違えて相手側がホームランを出した時に爆音を出して怒られたこともあった程です。

今は成長して、ルールぐらいはたいてい分かりますが、分からないのは戦略。やっと「送りバント」でみんなが喜ぶ意味が分かった程度です。アウトを貰って何で喜んでいるのかしばらく分かりませんでした。

だもんだから、打者がヒットを打って守備が取れないと、「大の男が三人もいるんだから、そん時取ったらいいじゃないか!?」などと思い、不満がたまってくるわけです。友人がやってきて、「取ろうと思っても取れないようなところを狙って打っているんだ」ということを教わってやっとからくりが分かった次第です。

さて、試合は早稲田が優勢のまま進みます。特に第一回目、6点を取られた時は「なんかずーっと早稲田が打っているなぁ」と思ったら、結局アウトを取れないからなんですね。

そして、暑い!ブログ文体で書けば「あぢぃぃぃいぃぃいーーーーーーーーーーーーーーいっ」という程度に暑い。早稲田が打っている時間を見計らってビールを買いに降りたら、高いのなんの、800円ぐらいする。「今日日Jリーグなら600円ですよ!」と不必要なライバル心をむき出しにしながら、水分補給ということでアクエリアスを買って戻りました。

さて、問題のハンケチ王子ですが遠くてよく見えない。

saito

野球を見慣れている友人は「案外に小柄だね」などといいますが、この距離だと私には全員小柄に見えます 😛

アクエリアスを飲んで一息つきましたが、暑さは増すばかり。風が吹いている時はいいのですが、吹いていないとオーブンの中にいるが如し。あす、麻疹の分の補講なので体調を壊してもいけないし、友人を連れていったん休憩に外に出ようとすると「再入場できません」と言われ、渡りに船とばかりに退場してしまい、信濃町駅へ向かいました。そして駅のそばにあるビアレストランでビールを飲みながら休憩し、八王子に戻りました。

車中気づいたのですが、シャツの外に出ていた手や顔が日焼けでもう赤くなっていました。

ブロンズ像写真選び

大学のほうのブログには創価大学のシンボルともいえるブロンズ像を入れようと考えて、今週の月曜日に大学に行った際、何枚かの写真を電話のカメラで撮りました。

結果的に使ったのはこれ
bronze

しかし、アングル的に一番いいと思ったのは、下の写真なのです。

bronze 2

上が天使、下が印刷工のブロンズ像ですがこの角度のほうが躍動感があるように思えるわけです。しかし問題は右側の雲!なんだか、暗雲が立ち込めている感じがして、ブログのトップページにはふさわしくないと考えてボツにしました。

ちなみに、最初から「これはないな」と思っていたのが下の写真。

bronze3

遠巻きにして写している感じが水臭いし、おまけに暗雲が広がっている感じがする。台座につつじの花が映っているところなんかはいいんですけれどね。

ちなみに、この台座に書いてある銘は

英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな

という言葉です。ブロンズ像の上の天使は英知を表しており、下の印刷工は人々の地道な営みを表わしています。天使がラッパを吹くのは、下の印刷工を代表とした民衆のためであるという真理のアレゴリーになってるのです。