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K. Fukao

ブログのデザインを更新

久々にブログのデザインを更新し、3カラムにしました。
一年も経つと、ゆっくりとはいえ記事も増えてしまい、下のほうにダーッとリストが伸びるようになり、どうにかしなければと考えていました。あちこち検索したところ、PurpleMoonというサイトがシンプルで使いやすそうな3カラムテンプレートを公開していたので使わせてもらいました(カラーは従来の配色に変更しましたが)。

これまで、「ページの横幅は800をマックスとする」という原則を守っていました(メインサイトの@fukaoのほうはその原則で作られています)が、このデザインでもぎりぎり800で収まっているようです。

また3カラムの結果左の下のほうが広く空くので、アマゾンのアフィリエイトを貼り付けました。

埃はたいてみろ、太鼓ごと無くなっちゃうから

大切なものは厳重に保管したほうがよいのだけれど、厳重すぎて一体どこに仕舞ったか忘れてしまうこともありますね。先日小掃除をしていたらそんな風にして仕舞われて忘れかけていた一本のカセットテープが見つかりました。下の写真です。

AHF

異常に煤けています。志ん生の『火焔太鼓』じゃないけれど、埃をはたくと一緒にテープが無くなっちゃいそうな勢いで汚れています。それもそのはずで、このテープ、1979年と80年に録音した音源が入っていますから、もう1/4世紀を越えている。このテープのAHF自体が1979年発売らしいです(ソニーの館調べ)。当時ノーマルポジションしか録音できなかった私は、その中でも最高音質だといわれているAHFを買ったんですね。

しかし、おそらくこのテープがなかったら、今ごろジャズを聴いていないんじゃないかってぐらい、私にとっては思い出深く大切な一本です。A面にはジャズ評論家の本多俊夫氏がDJをしたNHK-FMの特番"This is Jazz"の第二回目、ベニーグッドマン特集が、B面にはラジオ・パーソナリティーの襟川クロ氏がDJを勤めた"Weekend Jazz"最終回が録音されています。どちらも出かける必要があってタイマー録音しておいたものだと思いますが、この2つの番組が私をジャズに引きずり込んだのです。
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プリンタを購入

先日プリンタを買い換えました。これまで使っていたHPのプリンタのインクが非常に高価で、黒とカラーを新調すると7,000円ぐらいになってしまうので躊躇していたところ、同社から9,800円のオールインワン型(プリンタ、コピー、スキャナー、デジカメ)プリンタPSC-1510が発売されていることを知り、思い切って購入に踏み切りました。

PSC1510

なかなか丈夫そうなボディーで、その落ち着いたデザインは私の持っているWindowsマシンよりも、マッキントッシュに似合いそうです。写真プリント機能は今のところ使いませんが、スキャナーやコピー機能は重宝しています。
これは店頭ではなくネット通販でのみ扱っているようで、HPダイレクト通販やyodobashi.com、アマゾンなどで見かけました。アマゾンは1,500円以上で送料無料になるため、迷わずアマゾンから購入したところ、2日で到着しました。

ボールペンの場合

ボールペンの場合、たとえばクロスのタウンゼントやセンチュリーのような高級系よりも、安くて品質のいいものを見つける楽しみがあります。というのも、万年筆がペンごと、そしてペン先ごとの個体差で書き味が変化するのに対して、ボールペンの場合は軸が何であれ書き味を決定付けるのはリフィルであるので、高級軸を奮発しても喜びは薄いわけです。
ここしばらく使っているボールペンは、写真の100円ボールペンです。軸の色はカラフルですがどちらも黒。侮ってはいけないのは、このリフィル(というかボールペンそのもの)はスイスの名門CARAN d'ACHEのもので、非常に書き味がいい。Bicのビックオレンジよりもさらに一段書き味で上回ります。とにかくゲルペンに引けを取らないほどインクが柔らかくそれでいてちょっとした粘りがストロークを安定させ、滑るような書き心地です。八王子のソニプラで購入しましたが、最近覗いたら売っていませんでした。あそこは商品の変遷が激しいので、また覗いてみようと思っています。

carandache

多色ペンでよく使っているのが、Bicの4色ボールペンです。オレンジと水色の軸があり、本来はオレンジが細字、水色が中字なのですが、なんとなくイメージが合わない気がして、オレンジを中字、水色を細字に差し替えて使っています。細字のほうはややカリカリ気味で、醍醐味は中字のほうにあります。Bicらしく滑らかでいながら適度な粘りのあるインクでくっきりとした線がかけます。こちらはほぼ日手帳のペン挿しに挿して携帯しています。

bic4color

町の文具屋ではぜんぜん見つからなかったので通販サイトのLucid Online Shopで買いました。一本400円。
このペンの欠点はなかなか使わない、たとえば緑(というかだいたい緑)のインクが、放っておかれたためかへそを曲げてすぐに出なくなることです。しばらく円を描いていると流れ始めるんですが。

白山での授業が終わって

今年度から東洋大学にも週二回教えに行ってます。文京区の白山キャンパスで都心のど真ん中にあります。ですから、通いだすまでは「授業終わりに、今日は銀座明日は新宿とあちこち出歩こう」と計画していたのですが、実際に通いだすと「早く家に帰ろう」という気持ちが先立って都内どころかキャンパス内もたいして散策せずにそそくさと帰宅しています。
しかし、今日は天気がよかったのと印刷など雑務をサクッと済ませることが出来たので、キャンパスを散策してみました。特に目を引いたのはつつじの花で赤白の花が綺麗に咲き始めていました(どうも白のほうが圧倒的に多いような気がしないでもないですが)。

tutuji.jpg

その後食堂を散策しましたが、スエヒロ、ペパーランチ、イタリアンなど外食店舗が軒を連ね、セブンイレブンもあったりして迷いました。

キャンパスを出てから新宿に行き、小田急の伊東屋でかねて欲しかった万年筆ペリカノ・ジュニアを購入。一緒にブルーブラック(BB)のカートリッジを買いましたが、家でインクを入れようとすると本体に一本ついていたので、迷わず挿したら当然のようにこれがロイヤルブルー(RB)でした。ですから、リーガルパッドに書かれた文字のインクはRBです。

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ドイツの児童向け万年筆なので持つところにラバーが張られ、指を正しく置くくぼみがあり、名札を中に入れられる仕組みになっています。しかしそれでも¥1,280。色は、写真の青のほか赤、緑、黄色がありました

今年の手帳

このサイトの他の記事にも書きましたが、今年は「ほぼ日手帳2006」を使っています。一日1ページという仕様で記入欄が広く取られているので、その日にやっておくべきことだけでなく、人から聞いた指導や話そうと思うことなどもメモっておけるのでとても便利です。
欠点はとにかく厚いこと。また、しおりがあるのでさほどでもないですが、週割のページよりも、目当てのページが見つけづらい点も少し不満です。まあ、仕方ありません。週割で記入スペースを広く取ろうと思えば、今度はクオバディスのエグゼクティブやトリノートのような大判になってしまうのですから。

hobonichi1 hobonichi2

左が開いたところ、右が閉じたところ。土居光知先生の『岩波英和辞典』ぐらいの厚さです(笑)。でもこれだけ厚いわりに、綴じ方を工夫してあるようでパタンと見開くことができ、紙が浮いてくることはありません。ペンはシェーファーのノンナンセンスに本体より高いコンバーターを使い、パイロットの青インクを入れています。一般に青は耐水性がなく、ブルーブラックに耐水性があるといわれていますが、パイロットは青のほうがブルーブラックより耐水性があります。

パソコンの調子が...

パソコンの調子があまりにも悪いので、サポセンと何度かやり取りした後、一度送って向こうでチェックしてもらうことになりました。11日ごろ取りに来るそうです。なんだかんだ言ってこの十年間パソコンを触らなかった日は一日とてないことを考えると、1?2週間でしょうが家からパソコンがなくなるというのは不思議な感じがします。若い人で言うと、携帯がない生活をイメージするようなものでしょうかね。

ともあれ、機械のことなので仕方ありません。パソコンがない間、むしろゆっくり読書や音楽鑑賞をします。

花のお茶

今月は北京へ行った友人から珍しいお茶をいただいたので使っています。
いわゆる花茶で、造形がしてあって丸い玉ですが、お湯を注ぐと花びらが開きます。編みこまれている花はバラでしょうか、イチゴに似たバラの香りがし、爽やかな酸味が花から出ているようです。デザート用の茶といえると思います。

hanacha1hanacha2

左が淹れる前、右が淹れた後。もっと上手に撮れれば・・・

今月のお茶

今月も先月に続いて名間翠玉 冬茶を購入しました。
携帯にカメラ機能があるので、今回は自分で撮影してみました。
左が有耳蓋杯(蓋と茶こし付きマグカップ)で淹れた茶の写真、右が茶葉の写真です。茶葉は開けば一枚いちまいの葉っぱですが乾燥している状態では、写真のように丸っこい玉状です。

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これで100g。一ヶ月以上持ちます。しかし茶葉の写真は右にあるバーコードに似ていますね。バーコードリーダー翳したら読めるんじゃないですか?(笑)

来年度のノート完成

春休みになると先生たちは何をしているのでしょう?
暇に飽かせて旅行を楽しんだりだらだらしたりしている人もいないことはないでしょうが、多くの先生は自分の研究を進めたり、来年度の講義の準備をしているはずです。私もノート作りをしていましたが、やっと完成しました(といっても、配布資料の作成が残っているのですが・・・)。下の写真は来年度用のノートです。ノートブックはMoleskineです。これまでは各講義ごとに別々のノート(それもメーカーまで変えたりして間違いが起きないよう)にしてきたのですが、一冊で全部済んだら楽だと思い、Moleskineを導入しました。これ、リーフの枚数が多いんですよ。付箋かなにかで仕切って全講義を収録することができます。
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使用しているペンはPelikanのいわゆる400茶縞でFineニブ。使っているインクはLamy BB、耐水性のあるパーマネントインクです。授業中手に汗を握って、その手でノートを触った場合、耐水性がないインクだと流れてしまうんですね。また、Moleskineノートに万年筆や水性ペンを使用した場合、多くが滲んだり裏写りしてしまうのですが、Lamy BBに関してはそういう心配がまったくありません。ちなみに写真に写っている赤は、 Private ReserveのFiesta Redです。濃くて暗めの赤が好みで使っていますが、このインクでゆっくり書くと確実に裏抜けします。万年筆と文房具のページで紹介しているツバメやクレールフォンテーヌは紙質がよいのでこんな苦労はないのですが(下の写真はそのクレールフォンテーヌ、昨年度のノート。ホチキス綴じなので、手を離すとこうやって浮いてきてしまう)。
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写真だと分かりづらいですが、Moleskineが生成りの色合いなのに対してクレールフォンテーヌは真っ白です。

ノート一冊だけをもって颯爽と教室に乗り込み、知的刺激と感動に満ちた授業を繰り広げ、ベルが鳴るとまたその一冊をさっと手に教室を後にする、などという様子がいいことを妄想したりしますが、所詮妄想ですね(笑)。