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いよいよW杯

ブラジル戦の結果、日本がリーグ敗退してしまいましたね。

個人的には、仕方ないかなと思っています。もともとあまり勝敗には興味がありません。高校時代サックスを吹いていた関係で、高校野球の応援に毎年駆り出されましたが、野球なんてルールもよく知らないし、どっちが勝っているかも分からないので、とにかくホームランが出たら人より大きな音を出すようにしていたら相手校のホームランで怒られたこともありました(笑)それに、素人目に見ても今回予選突破が難しいのは分かっていたし、予選突破できるなんていう幻想もマスコミが作っただけでしょう。幻想を抱いていなかったから幻滅もないわけです。「サムライ」ブルーなんて言って登録商標化し、タオルなんかを高い値段で売ってタツキにしている姿を見ても鼻白む。うちは江戸時代から町人の家系なんで侍には遺伝的に反抗心を持っている(笑)

サッカーに興味を持ったのは、多くの人と同様に前回のW杯。セネガルの試合を見ていた時です。彼らの応援は面白くて、ずっと応援団が鳴り物でポリリズムをたたき出しているんですね。キップ・ハンラハンの「アラビアンナイト」物を聴いている感じ。で、そのポリリズムの上に乗って行われる試合が実にグルーヴしている。これがきっかけで観るようになったので、どこが勝つとか、どこを応援するとかにはほとんど興味がなく、どんなプレーを見せてくれるのかが興味の対象です。

たとえばブラジル戦のカカやロナウジーニョはチャーリー・パーカーみたいですね。解説者が言っていましたが、何段もギアを持っている。パーカーも同じように一曲の中で何度もギアチェンジしてビートを加速させたり減速させたりします。ここから生まれる醍醐味は、それがボールを巡るものであっても音を巡るものであっても、結局は「時間」を自在に支配している様子を観ることから生まれる快感だと思います。

予選リーグが終わって、いよいよ決勝トーナメント。どれだけグルーヴした試合を観られるのか、自在にビートを操るようなプレイを目にすることが出来るのか、楽しみです。私のW杯はこれから始まる感じです。

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