今月のお茶

今月も先月に続いて名間翠玉 冬茶を購入しました。
携帯にカメラ機能があるので、今回は自分で撮影してみました。
左が有耳蓋杯(蓋と茶こし付きマグカップ)で淹れた茶の写真、右が茶葉の写真です。茶葉は開けば一枚いちまいの葉っぱですが乾燥している状態では、写真のように丸っこい玉状です。

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これで100g。一ヶ月以上持ちます。しかし茶葉の写真は右にあるバーコードに似ていますね。バーコードリーダー翳したら読めるんじゃないですか?(笑)

来年度のノート完成

春休みになると先生たちは何をしているのでしょう?
暇に飽かせて旅行を楽しんだりだらだらしたりしている人もいないことはないでしょうが、多くの先生は自分の研究を進めたり、来年度の講義の準備をしているはずです。私もノート作りをしていましたが、やっと完成しました(といっても、配布資料の作成が残っているのですが・・・)。下の写真は来年度用のノートです。ノートブックはMoleskineです。これまでは各講義ごとに別々のノート(それもメーカーまで変えたりして間違いが起きないよう)にしてきたのですが、一冊で全部済んだら楽だと思い、Moleskineを導入しました。これ、リーフの枚数が多いんですよ。付箋かなにかで仕切って全講義を収録することができます。
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使用しているペンはPelikanのいわゆる400茶縞でFineニブ。使っているインクはLamy BB、耐水性のあるパーマネントインクです。授業中手に汗を握って、その手でノートを触った場合、耐水性がないインクだと流れてしまうんですね。また、Moleskineノートに万年筆や水性ペンを使用した場合、多くが滲んだり裏写りしてしまうのですが、Lamy BBに関してはそういう心配がまったくありません。ちなみに写真に写っている赤は、 Private ReserveのFiesta Redです。濃くて暗めの赤が好みで使っていますが、このインクでゆっくり書くと確実に裏抜けします。万年筆と文房具のページで紹介しているツバメやクレールフォンテーヌは紙質がよいのでこんな苦労はないのですが(下の写真はそのクレールフォンテーヌ、昨年度のノート。ホチキス綴じなので、手を離すとこうやって浮いてきてしまう)。
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写真だと分かりづらいですが、Moleskineが生成りの色合いなのに対してクレールフォンテーヌは真っ白です。

ノート一冊だけをもって颯爽と教室に乗り込み、知的刺激と感動に満ちた授業を繰り広げ、ベルが鳴るとまたその一冊をさっと手に教室を後にする、などという様子がいいことを妄想したりしますが、所詮妄想ですね(笑)。

fine as wine

携帯電話を引くと自動的にデジタルカメラ機能がついているので、撮った写真をブログに載せることが出来ますね。

wine

これは今飲んでいるワインです。セブンイレブンで400円で売っているワインです。こういうワインでも、やはり"fine as wine"(ワインのようにすばらしい)です(笑)。

今月のお茶

今月は中国茶を購入。紅茶もウヴァを購入したのだが、これは以前紹介したので中国茶のほうを紹介します。
「名間翠玉 冬茶」

台湾の烏龍茶(青茶)で着香したわけでもないのにジャスミンのような香りの高いお茶です。本来こうした中国茶は大陸系なら横浜中華街や立川の悟空、台湾系なら横浜の天仁名茶で購入する方が品揃えも豊富で通なのですが、手間がかかるのと最近ルピシアも中国茶に力を入れだしたので試してみました。台湾茶ラインでは一番安価ですがとてもクオリティーの高いお茶でした。

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工夫茶器で本格的に淹れると美味しいのですが、最近の寒さでと暖房による乾燥でいつも熱いのを飲みたい気持ちが大きいので、有耳蓋杯(蓋と茶こし付きマグカップ)でたっぷり作って飲んでいます。

今月の紅茶

今月はアールグレイ・ブレックファーストを購入。
アールグレイというと、その基準となるのはジャクソンのものなのですが、これに比べると今回のアールグレイはずいぶんと着香が強いです。色も濃いのでミルクティー向き。だからブレックファーストとついているのでしょう。

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葉の形状はかなり細かいブロークンで、そのためこれだけ濃い色がとれるのでしょう。香りはかなり強く、少しぐらい洗っても香りがとれません。いろいろなお茶を飲んでいる人はポットを分けたほうがいいと思います。
アールグレイというのはメーカーごとにかなり香りが違っていて、とくに飲んで驚いたのはフォートナム&メイソンのそれ。ラプサンスーチョンをかなり使っているようで、とにかくケムリ臭い。これは英文科の木下先生のところで飲ませてもらったのですが、貰い物ということで先生もはじめてだったため、二人して「なんじゃこりゃー!?」とビックリした記憶があるほど強烈なアールグレイです。好きな人や慣れている人じゃないと一缶買っても使い切れないんじゃないかな。

ルピシアのアールグレイはそんなことのない中庸的なものです。

手帳(diary)

年末になるとどこの本屋、文房具屋に行っても手帳が賑々しく店頭を飾っていますね。私はこれまであまり手帳を使うことはありませんでした。たいていのことは記憶できたのと、仕事の関係上イレギュラーな業務がほとんどなく、学生と一緒で机の上に一週間の時間割表を貼っておけば事足りていました。必要なのは飲み会がいつあるのかぐらいで、そういうことだけを裏紙にメモっておけば済んだというわけです(笑)。しかし近年はそうも言っていられなくなったので、手帳を使うことにしました。

そうして調べてみるとあるわあるわ、「こんなに手帳って出ていたんだ!?」と驚くほどの種類や量が売られているのに気づきました(って、遅いですか?)。そしてその氾濫ぶりに一体どれを買えばいいのかしばらく迷いました。そこで片っ端から眺めて見ましたが全然違いが分からない。それもそのはずでこれだけ多種多様な手帳類も、実はいくつかのスタイルに分類でき、メーカーではそれ以外の部分に差異をつけてシェアを争っているんですね。そのことに気づくと案外すっきり手帳を選び出すことが出来ました。手帳は大きく分けると、「マンスリー」「ウィークリー」「デイリー」に分けられます。もちろんこれらを一冊の手帳で組み合わせているのですが、大きくはその3つです。

「マンスリー」すなわち一ヶ月スケジュールの表示方式は代表的なものとして、「リスト型」「カレンダー型」に分けられます。「リスト型」というのは縦書きであれ横書きであれ、一ヶ月が一続きで並んでいるものです。一方「カレンダー型」は文字通りカレンダー状に矩形が並んだ見開きページがあり、ユーザーはその日のコマに予定を記入していくタイプです。私や学生のように週という単位で行動する人は記入や閲覧のし易さからカレンダー型を選ぶ人が多いようです。このマンスリーだけで完成した手帳は、たとえば高橋手帳のリベルシリーズなどが代表的です。これは薄く軽いので携帯性が高く便利なのですが、予定が少し立て込んだだけでギュウギュウな感じになるので、普通はマンスリー部の次にウィークリーが来ます。

ウィークリーこそ、各社がこぞってその妍(けん)を競っている部分だと思います。見落としがあるかも知れませんが、大きく分けて3つ、すなわち「レフト式」「セパレート式」「ヴァーティカル式」です。「レフト式」というのは能率手帳や、高橋の手帳、そして我らが潮出版の文化手帖などが採用している方式で、見開いて左側に一週間の日記欄、右側がメモ欄となっているものです。そして大概日記欄には時間の目盛りが振ってあります。「セパレート式」は見開きでたとえば左側に月?木、右側に金?日というように日記欄が振り分けられていて、ちょっと工夫すればスケジュール帳ではなくて日記帳としても活用できるようなスタイルのものです。能率手帳や高橋手帳、あるいはちくまの文庫手帳などがこうしたスタイルを取っています。最後の「ヴァーティカル式」は、最近でこそ様々なメーカーが取り入れていますが、なんと言ってもフランスのクオバディス(Quo Vadis)で有名な方式です。一週間が細長く横に並び、各曜日の時間軸が垂直(ヴァーティカル)に切ってあるためヴァーティカル式と呼ばれるわけです。これは構造上レフト式よりも時間軸を多く(あるいは長く)とれるので、時間管理が必要な人にはむいているようです。私は今年これを使っていましたが、時間管理の必要があまりないのでそれほどメリットを感じることはありませんでした。むしろ、国産の手帳になら必ずといっていいほどついている「マンスリー」の部分がばっさり削ぎ落とされていたので、手帳の前の部分に別のマンスリーリフィルを貼りつけて使っていました。これ以外にもあると思いますが、まずはスタンダードな「レフト式」、日記帳にもなる「セパレート式」、そして時間管理の「ヴァーティカル式」が代表的なスタイルとなります。

デイリーは一日一ページの手帳を指します。ここまで来ると手帳はかなり限られてきます。というのも一日一ページですから必然的に分厚くなりますよね。ですからそれなりに判型も大きくないとバランスが悪くなる。そんな中でかなり頑張っているのがモールスキンポケットデイリーと、最近評判のほぼ日手帳です。モールスキンは、私も新宿の伊東屋で出して見せてもらいましたが、かなり分厚いものでした。多分あれで殴られたら怪我をするでしょう(笑)。一方のほぼ日手帳ですが、紙を工夫したようでかなり薄く仕上がっています(といってもかなり厚いですが)。この手帳は主婦などが日記をかねて使えるということで人気があるようですが、私も今年はこれを買ってみました。一日一ページなので授業で言おうとする事や、人から聞いた話や指導を書いておくことが出来そうだからです。各ページの下にあるコラム欄も面白い読み物になっています。

最近は手帳ブームであるらしく、手帳関連の書物もまた手帳並みに店頭を賑わしています。私は大した手帳の使い手ではないのでそれらの書籍のように参考にはならないと思いますが、素人が見た最近の手帳事情ということで読んでいただければ幸いです。

今月の紅茶

今月はお金がないのでシロニバリを購入。
この紅茶はCTC (Crush, Tear and Curl)製法によって作られています。この製法は文字通り茶葉を砕き、引き裂き、丸めたもので小さい正露丸のような丸い粒状になっています。フルリーフなどと違って茶葉の繊維や茶液が表に出ているため非常に淹れやすく、短時間で濃い紅茶が淹れられるので初心者向きともいわれています。値段も400円前後と安く、普段飲むのに適した紅茶です。

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このシロニバリは甘い香りがしてアッサムらしい紅茶ですが、CTC製法なので格別薫り高いわけではありません。かなり濃い色に出ますのでミルクを入れると綺麗なミルクブラウン色になります。ティップの多いヴィンテージアッサムもいいのですが毎日飲むにはこれぐらいの値段でないと付いていけませんよ(笑)。
インドのチャイ式で淹れても美味しいと思います。

今月の紅茶

今月はエズラビー・クォリティを購入。ウヴァにある茶園の紅茶です。
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ウヴァに特徴的な強い渋みがなく、香りも「鼻に突き抜ける」というよりあたりを漂うといった感じです。前回のウヴァ・クォリティーよりもさらに若草に似た青い香りで、茶葉もBOPという割に大きめなので淡い感じがしてヌワラエリアの紅茶を連想させます。
ミルクティーで飲む場合、かなり長い間(3分以上)お湯に浸しておいた方が色、味ともに濃いめに出ます。私は普段から10分ぐらい平気で浸しているのでポットカバーは欠かせません。

今月の紅茶

レシピエがルピシアと店名を変えたことは先月書きましたが、今月はウヴァ・ハイランド・クオリティーを購入しました。

これは今年のクオリティーでかなり強い香りがします。ウェブサイトの解説では「ミントやサロメチールの香り」となっていますが、今回のクオリティーは若草のような香りがします。新茶だからでしょうか、ひねが全くありません。