universities

東洋大学スカイホール

先日、東洋大のつつじの写真を載せましたが、あの図書館のある建物の上のほうはどうなっているんだという質問があったので、今日、幸い天気も良かったので撮影しました。

skyhall1

建物全体は2号館といいますが、上の丸く出っ張っているところはスカイホールといってレストランで、スエヒロが入っています。紀尾井町にあるホテルニューオータニのような感じ(ただし、回りません)。

撮影した時期は違いますし、雨が降っているのですが、4月にあった教員パーティーの時にそのスカイホールから撮ったのがこの写真。

skyhall2

外は暗く室内が明るく、おまけに雨が降っているので見づらい写真ですが、写真上部にある白くて丸い屋根が東京ドーム、左側を走る太い道路が白山通りです。

緑滴る「栄光の道」

この季節から梅雨時にかけて、創価大学の「栄光の道」は緑が滴り落ちるほど濃く、深くなっていきます。
eiko1

木漏れ日が強く射すと、まさに印象派の絵画のように光と影の織り成す模様が石畳の上に浮かび上がります。4月の桜舞い散る季節もいいですし、8月の強い光に幾分白々と乾いた装いを見せ、そのくせ木陰の涼しさを一服もてなしてくれる季節もいいです。また、枯葉が舞う秋、寒々と一枚の葉とてない冬にも趣がありますが、やはりこの道が一番輝くのは新緑の季節から梅雨時にかけて、若やいだ緑が湿り気を帯びて徐々に深い緑に変わっていく頃だと思います。

eiko2

上のほうは枝と枝、葉と葉が繋がってまるで緑のアーケードのようになっています。

東洋大学も花盛り

連休に入って急に暑くなってきたせいか、東洋大のキャンパスでもつつじの花が満開です。

toyo1

これは教室の窓から撮ったもの。今日はテストを実施したのですが、その最中教室を廻っていてふと窓の外を見るとこのように綺麗だったので撮りました。とはいえ、テスト中、あるいは授業中に撮ったわけではないです。そんなことをしては示しがつかないですからね。これは休み時間を利用して撮影しました。そのため、ベンチにも多くの学生諸君が腰掛けているわけです。

toyo2

こちらは帰りがけに下から撮ったもの。この斜めになったガラス窓は図書館のものです。東洋大学に勤め始めて、最初に行ったのがこの図書館カード作成です。ここのB2F(地下二階)はひんやりしていて、人も少なく、設備も充実しているので、よく利用します。

今年の東洋大学Jazz Sunny

昨年は部室のようなところでやったC年の発表会を聴かせてもらいましたが、今年は新歓コンサートを聴きに行きました。場所はジャズ喫茶「映画館」。この店には去年一年間ずっと行けず仕舞いでしたが、今週の水曜日にあった教員パーティーの流れではじめて行き、3日後の今日が2度目で立て続けです。

入った時はちょうどボーカルをやっている途中で、曲は「スタンドバイミー」を現代風にアレンジしたもの。男性ボーカルでした。続いて4ビート。ギターとバリトンがフロントを取って「フルハウス」。ウェスの出した同名のアルバムで有名です。ギタリストは卒業生ということでしたが、ウェスばりのソロ。バリトンはD年の学生で、彼もまたウェスのフレーズを出したりしてご機嫌です。ピアノの女子学生は広がりのある感じの演奏でした。
jazz sunny1

続いてはテナーとペットが入った「ベル」。微笑ましい演奏でした。

さて、ここで卒業生でプロ活動している関根さんというアルト奏者が加わって「グリーンドルフィン」をやったのですが、この人がすごいことすごいこと。複雑なリズムでバリバリアウトしたりインしたりしながら、音に説得力がある。これだけ吹ければ音に自信も出てくるでしょうが、それどころではない。アルトでテナーのように重心が低く芯の太い、実に説得力豊かな音色を持っていました。この「グリーン」は、もう彼の独壇場。聴いていた新入生諸君も度肝を抜かれたようです。
jazz sunny2
(煙草を吸うため、後ろのほうの席に移って撮ったので、少々暗いです)

次は女性ボーカルで「オーバーザレインボー」。

そして再び関根さんが加わった「ブルーボッサ」。ここではペットも加わって2管。これもよかった。

ここで私は帰らなければならない時間になり、表で関根さんとちょっと話す機会がありましたが、腰の低い、そして後輩思いの実に立派な人物であると知りました。一人、こういう凄い人が出て、気さくにセッションや指導をしてくれると、そのバンドはめきめき伸びるんですよね。これからがますます楽しみです。

夕焼け二題

八王子は夕焼けの町といわれますが、実際夕焼けは綺麗です。昨日と今日、それぞれ美しい夕焼けの光景を目にしたので電話のカメラに収めました。

sunset1

これは八王子市内の放射線通りに建つシルバーの建物に夕焼けが当たって金色に輝いたものです。この直後、再び建物は元の銀色に戻ってしまいました。一瞬のことです。

sunset2

こちらは先ほど撮ったもので、創価大学の本部ビルに夕焼けの雲が映りこんだものです。これも一瞬の命でした。ところで、本当は本部ビルではなくて本部棟というのですが、この前の作文の課題で、本部棟の「棟」を和英辞書で引いたのでしょう、「棟(むね)」の意味のridgeを当てている人が多かったのでわざと本部ビルとしました。Ridgeというのは山の尾根や屋根の棟、つまり細長く続く高い場所をさす言葉です。Headquartersが正解。

遅くってのに速くなりやがって、耳が逆さまに付いてんじゃないの?

成績表を提出するために白山へ行ってきました。

普段は朝の9時から授業なので早起きして出かけますが、今日は事務的な用件だけなので1時ぐらいに着いて、用件を済ませて3時ぐらいになったら大学を出て、件のジャズ喫茶『映画館』の真空管アンプでジャズを聴こうと計画していました。

キャンパスへはちょうど1時ごろに到着して、教務に書類を提出。その後、せっかく白山に来たのだから、またカフェテリアのカレーを食べることにしました。

cafeteria

非常に広いです。またカレー屋のほかにも、パスタ専門店、ペパーランチ、大勝軒などが入っていて、セブンイレブンもあります。そのため付近の地元住民もランチをしに来ているようです。

そしてこれが、カレー。

curry

今日はキーマカリーセットにしましたが、これで480円。挽肉もしっかりマトンを使っています。左上にあるのが「マンゴーラッシー」。マンゴー味のヨーグルトドリンクです。もちろんこれもセットのうち。実は、この写真の横でインド人のシェフが昼寝をしているんですね(笑)。試験期間中ということで学生数が少ないため、暇になったから仮眠しているんだと言っていました。

その後2号館3Fの講師室でロッカーの整理をしたり、生協の書籍で秋学期からの教科書を注文したりと用事を片付けに回りましたが、思った以上に早く終わって、この時点でまだ2時・・・速くってのに遅くなることはよくあるけれど、遅くってのに早くなるのは初めてです。あと一時間つぶして『映画館』へ行くか、大人しく帰るか迷いましたが、結局八王子に帰ることにしました。

東洋大学Jazz Sunny

今日は授業終わりに学バンのコンサートに行ってきました。東洋大学Jazz SunnyのC年(Freshman)バンドです。C年だし楽器初心者も多いのでソロなどたどたどしいものが多かったけれど、ここをスタートとしてみんな上手くなっていくんです。特にバリトンの学生は"Love"のイントロでモンクのような印象を醸し出していて、これからが楽しみです。また、上級生で司会もしていた、ちょっと小林綾子(おしん)似の女子学生の吹くペットはエネルギッシュですばらしいものでしたし、独自の世界を持ったピアノの人やウェスのようなギターを弾く人もいて楽しめました。

ウタのほうにも上手い人がいて、"Love"を歌った女子学生やボサノバ調の"Save the Last Dance for Me"を軽い感じで歌った男子学生など、非常に聞かせる歌でした。

演奏曲目は
1. Nature Boy (8beat)
2. いとしのエリー(ボサノバ)
3. ウィンダムヒル風の曲
4. Love (4beat)
5. Save the Last Dance for Me (ボサノバ)
6. Superstition

このJazz Sunny、看板には"Since 1948"と出ていて戦後すぐに結成されたようで、長い歴史を持っているんですね。

和み系の坂道

地下鉄の白山駅から東洋大へ行く途中に小ぢんまりした坂があります。私はタモさんのような坂道研究家ではありませんが、道幅といい勾配といい、両脇の家並みといい、ちょうどいい感じの坂道です。今日は特に天気が良くて人通りも少なかったので携帯で写真に撮ってみました。

上り
sakamichi1
このまま上がっていくとキャンパスの南門に着きます。

下り
sakamichi2
このまま下っていくと旧白山通りに出ます。

夕方、たまたま創大で昔教えた学生に出会い話をしていたところ、彼も卓球部の関係で何度か東洋大に行ったということで、この坂が印象に残っているそうです。偶然とはいえ、撮ったばかりのこの写真を見せて話に花を咲かせました。

なんと言うこともない路地の坂道なのですが、心和ませる坂道なのです。

来年度のノート完成

春休みになると先生たちは何をしているのでしょう?
暇に飽かせて旅行を楽しんだりだらだらしたりしている人もいないことはないでしょうが、多くの先生は自分の研究を進めたり、来年度の講義の準備をしているはずです。私もノート作りをしていましたが、やっと完成しました(といっても、配布資料の作成が残っているのですが・・・)。下の写真は来年度用のノートです。ノートブックはMoleskineです。これまでは各講義ごとに別々のノート(それもメーカーまで変えたりして間違いが起きないよう)にしてきたのですが、一冊で全部済んだら楽だと思い、Moleskineを導入しました。これ、リーフの枚数が多いんですよ。付箋かなにかで仕切って全講義を収録することができます。
06note
使用しているペンはPelikanのいわゆる400茶縞でFineニブ。使っているインクはLamy BB、耐水性のあるパーマネントインクです。授業中手に汗を握って、その手でノートを触った場合、耐水性がないインクだと流れてしまうんですね。また、Moleskineノートに万年筆や水性ペンを使用した場合、多くが滲んだり裏写りしてしまうのですが、Lamy BBに関してはそういう心配がまったくありません。ちなみに写真に写っている赤は、 Private ReserveのFiesta Redです。濃くて暗めの赤が好みで使っていますが、このインクでゆっくり書くと確実に裏抜けします。万年筆と文房具のページで紹介しているツバメやクレールフォンテーヌは紙質がよいのでこんな苦労はないのですが(下の写真はそのクレールフォンテーヌ、昨年度のノート。ホチキス綴じなので、手を離すとこうやって浮いてきてしまう)。
05note
写真だと分かりづらいですが、Moleskineが生成りの色合いなのに対してクレールフォンテーヌは真っ白です。

ノート一冊だけをもって颯爽と教室に乗り込み、知的刺激と感動に満ちた授業を繰り広げ、ベルが鳴るとまたその一冊をさっと手に教室を後にする、などという様子がいいことを妄想したりしますが、所詮妄想ですね(笑)。

進まない、後期の準備

もう九月です。
そろそろ後期用のシラバスとノートを作らなければいけない時期ですが、あれこれあったりしてまだ手を付けられていません。いうほど忙しいわけではないのですが、まとまった時間がとりづらいです、こうなってくると。まあ、時間がゆっくりあれば出来るというものでもないので、残り一週間弱勢いで押しまくって、その勢いのまま仕事を片づけてしまおうと密かに計画しています。

(と、半ばメンテもかねて)