promenade

最近のことなど

今週の頭にぐっと冷え込んだので、ストーブを新調したことは下に書きましたが、寒くなってくる合図として水鳥が川に飛来します。

月・火あたりに飛来してきました
月・火あたりに飛来してきました

水曜日は世界的なジャズトランペッター大野俊三さんが八王子に来たので聴きに行きました。実はそれほど乗り気ではなかったのですが、友人から強く誘われて仕方なしに行ったようなところがあります。最近の大野さんのコンセプトは「日本の唱歌をテーマにジャズをする」であって、私のように、どちらかというと「ラバカン」や「バグスグルーヴ」、「ドナリー」なんかで「イェー」とやりたい人間にはちょっと魅力が感じられなかったわけです。しかし、行って大正解でした。アイキャッチ(というかイヤーキャッチ)として表に「日本の唱歌」の看板は掲げていますが、真ん中、つまりアドリブの部分はもろにコアなジャズ、70?80年代のマイルスとかVSOPの演奏を髣髴とさせるような、エニーキーの熱いアドリブでした。ドラマーの小山太郎さんも同じく熱いドラミングで演奏を盛り上げ、おかげで水曜あたりから気温も上がってきました 8)

大学の紅葉もぐっと進んで木曜日に撮った写真がこれ。

中体・S教室ともまだ解体されていません
中体・S教室ともまだ解体されていません

大学祭連休だった東洋大も今日から授業が再開され(私の授業ですが)、白山まで早起きして行ってきました。途中の白山神社に「孫文先生の碑」があって前から気になっていたのですが、今日は時間があったので碑文を読むと、この神社の石に腰掛けて革命のロマンと中国の未来について語ったことを記念した碑だそうで、下にある横長の石がそれです。

詩情とロマンがあります
詩情とロマンがあります

孫文先生に刺激されたわけでもないのですが、帰りは刺激的な中華料理のランチを食べてきました。新宿ルミネ1の地下にあるフードコートです。

東さんに「体に悪い」と叱られそうな辛い辛い担々麺(汁なし)
東さんに「体に悪い」と叱られそうな辛い辛い担々麺(汁なし)

秋の散歩

しばらく雨が続きますが、今日は晴れ間が見えたので、午前中に散歩してきました。

浅川の土手沿いを歩いていくと、突如コスモス畑が出現します。綺麗に植えられて手入れされた感じです。

誰が植えているのか
誰が植えているのか
蝶が留まっていたけれど、撮る直前に逃げられた
蝶が留まっていたけれど、撮る直前に逃げられた

お昼(といっても11時過ぎでしたが)は、市役所のならびにある西海ラーメンで食べました。

この店は東洋大のカフェテリアにもあるのですが、水やお茶の代わりにびわの葉茶を出すのが売りで、東洋大でもティーサーバーを独自に用意してこれを供しているほどです。店内にびわの葉茶の効用を紹介するみのもんたの番組がエンドレスで放送されています。以前はビデオテープを使っていたのでどんどん画質が劣化していましたが、最近はDVDを入れたみたいです。

自慢のびわの葉茶
自慢のびわの葉茶

ここは普通の麺と唐辛子を練りこんだ赤い麺があり、注文すると紅白にしてくれるそうなので、それで注文・・・・・しかし><

おっ、多いっ
おっ、多いっ

私はてっきりハーフ&ハーフになってくるもんだと思っていたら、ダブル 😯 つまり二玉入っていました。

帰りに学生時代、週に一度通った道を歩いていたら、その家がありました。懐かしい!

青い雨戸の家です
青い雨戸の家です

毎週ここで部長会があり、二階に10人ぐらい集まっていました。外から見ると、よく10人も入れたなという感じです。

ゴーギャンはやっぱりJazzだった

国立近代美術館で開催されているゴーギャン展を見に行ってきました。

今度の連休は大学も塾もあってちっとも連休ではないので、今日思い立ったように出かけたわけです。本当は人が少なくなりそうなお盆の頃に行こうと思っていたのですが、新型インフルエンザにかかって、寝込んではいなかったものの外出を控えていたのでタイミングを失い、今日になりました。

九段下の駅を降りて坂道を??上がらずにお堀端沿いに北の丸公園のほうに歩いていきます。途中千代田区役所旧庁舎の横を通り過ぎます。

ガースー黒光り新聞社
ガースー黒光り新聞社

この建物は去年の年末に「笑ってはいけない新聞社」のロケ地となったところです。そのまままっすぐ行くと北の丸公園の入り口が。

江戸城の面影が
江戸城の面影が

旧庁舎の裏側
旧庁舎の裏側

このベランダで、ダウンタウンやココリコ、山ちゃんがタバコを吸いながらお堀を眺めていました。門をくぐると左に曲がり階段を上がっていきます。

強者どもが・・・
強者どもが・・・

しかし、この階段、写っている人が左側を降りていますがこれは正解で、真ん中あたりを登っていくと、段々と段が高くなり、最後のほうは階段だか石垣だか分からない高さになってよじ登らなければならないほど・・・

そのままみちなりに進むと吉田茂の像があります。

糞がついてるぞ、バカヤロー
糞がついてるぞ、バカヤロー

周りに柵が立てられ、なんか威張った感じで平民の侵入を阻んでいましたが、そのせいで鳥の糞が顔についてても平民たちが拭いてあげることもできません 😉 いい気味です。そのまま行くと公園内の大きな道に出るのでそこを左折してしばらく行くと科学技術館があります。

穴が全部☆型
穴が全部☆型

そして科学技術館をさらに通り過ぎて大通りをもう一度左に曲がると、国立近代美術館にたどり着きました。

9/23(水・祝)までやってます
9/23(水・祝)までやってます

三脚やフラッシュの禁止は普通ですが、ゴーギャン展は撮影そのものも禁止されているので要注意です。仕方がないのでお土産に買った絵葉書を撮影してみました。

D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?
D'où venons-nous ? Que sommes-nous ? Où allons-nous ?

この絵が今回の目玉で、「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」というタイトル(かどうかは不明ですが左上にそう書かれています)の作品です。この作品だけで一室使っていましたが巨大な絵で、圧倒されました。

この作品はかなり引喩的(アリューシブ)で象徴的なのですが、色そのものの多様さとそのズレ具合がジャズ、とりわけモンクの世界を感じさせました。

ゴーギャンとの出会いは高校時代で、その頃ゴーギャン好きのトランペット吹きがさかんに薦めてくるので図書館で図録を見て、なんかビリー・ホリデイが一杯写っているなぁなどとやり返していました。彼女のアルバム『ラバーマン』のジャケットの絵がなんかそれ風だったんです 😀

作品数もけっこう多くて1時間近くかけながら鑑賞してきました。

帰りはお堀を回って九段下に向かい、帰路に就きました。

やはりこれは載せておかないと
やはりこれは載せておかないと

主権者としての権利を行使しに

不在者投票に行ってきました。

途中おなかが減ったので、ロイヤルホストでランチを食べることに。本日のランチはチキンカツレツ。

いわゆる「カツ」ではなく洋食風の「カツレツ」でした
いわゆる「カツ」ではなく洋食風の「カツレツ」でした

ドリンクバーのメニューにはなつかしの「パラダイストロピカルティー」が!これ飲むの10年ぶりぐらいですよ。もっともロイホに行くこと自体、「ビールサーバー飲み干し事件」以来だから5年ぶりぐらいです。昔はドリンクバー形式ではなかったので一杯のみの注文で、ロゴ入りでもっと大きな酎ハイ用のグラスで出てきました。

クセになる味
クセになる味

コーヒー豆を切らしたので田へ買いに行くことにし、「田ブレンド」のある八王子そごう店に行ってきました。

シックな内装
シックな内装

のどが渇いたので、ここでもアイスコーヒーを注文。

ピンボケ
ピンボケ

その後、本屋を冷やかしたり塾で事務的な要件を済ませて帰宅しました。

夕焼けと夕暮れと夕日

八王子の魅力のひとつに夕焼けの美しさがあります。これまで見たもっとも美しい夕焼けは、中央高速を大月方面に向かって走っている最中に見えた夕焼けで、うろこ状の雲に沈みかけた夕日が当たって、もうディズニーランドの東方浄瑠璃世界に対して西方極楽浄土さながらでした 8)

ただ、そんなイベント的な、何年に一度しかないような夕焼けだけでなく、何気ない夕暮れの世界も十分に美しく、その美しさをカメラで撮りたいと思ったのがデジカメ購入のきっかけでもあります。ここ数日暑い日が続きますが、それでも夕刻から秋の世界が侵入してくるので夕映えがきれいです。

まずは奇跡的にうまくいった夕焼け。

まだ、空に青みが
まだ、空に青みが

さらに時間がたったら

ちょっと暗すぎるかな?
ちょっと暗すぎるかな?

引きで撮ると

引きで撮るとずいぶん表情が違うものです
引きで撮るとずいぶん表情が違うものです

八王子は、甲州街道(20号)に沿って東西に走る道と、東京環状(16号)に沿って南北に走る道がありますが、夕暮れに甲州街道を西に見ると風情が出てきます。

いくらなんでも、これは暗すぎ^^;
いくらなんでも、これは暗すぎ^^;

こちらが適正露出か?
こちらが適正露出か?

20号に平行して走る20号バイパスを西に見ると・・・

夕日も長く影を落としています
夕日も長く影を落としています

さらにサイエンスドーム入り口から西の方をながむれば

うちに帰りたくなる道です
うちに帰りたくなる道です

がんばって西日も撮ってみました

山の端へ沈んでいくところ
山の端へ沈んでいくところ

私の夕日への憧憬の原点は、おそらくウルトラセブンの「メトロン星人」の回、アンヌ隊員と夕日とラジオの野球中継のシーンにあるんだと思います。

久々の晴れ間に

エルニーニョ現象のせいとかで、今年の夏はカラッとしませんね。ビールもいまひとつ美味しくありません。しかし、今日は午前中から晴れ間が見えていたので、体力づくり、ひざのリハビリ、撮影をかねて長尺の散歩に出かけました。

まずは腹ごしらえと思いラーメンの藍華にいきましたが運悪く休み。仕方がないのでその辺で軽く食べました。その後、南口の再開発がどうなっているのか取材に(笑)。なかなか大掛かりな建設工事になっていました。

いいカメラだとナンバーが写るので切り取ります
いいカメラだとナンバーが写るので切り取ります
八王子駅南口の階段も場所を移動されていました
八王子駅南口の階段も場所を移動されていました

途中、大型犬を何頭も連れたおじさんがいたので撮影を(もちろん犬のほう)。

暑いからなんですが、長い舌・・・
暑いからなんですが、長い舌・・・

このとおりから一本入った路地は思い出の路地です。ここに「シーパレス」という洋食屋があって、とにかく大盛りが超大盛りなのです。さらに、この先のアパートに友人が住んでいて、彼が何かことがあると大学に顔を見せなくなるので、幾度も通った路地です。そういう時は、ついつい足取りも "heavy" になりがちですが[(C)サザン]、シーパレに行く事もあわせて楽しんじゃえという感じでした。シーパレもそのアパートも今はないようです。

あえてモノクロで
あえてモノクロで

再び北口に出て散策。太陽もけっこう照りつけてきます。

木陰で一休み
木陰で一休み

その後、ちょっと古本でも買おうと、松岡、ブックオフを回り、そのまま足を伸ばしてムラウチ電気の方までいきました。

大和田橋から西の方をながむれば
大和田橋から西の方をながむれば

ムラウチでは前々から気になっていた「102ドーナツ」(とうふドーナツ、と読むらしい)に入ってみました。

アイスティーをつけて400円ぐらい
アイスティーをつけて400円ぐらい

プレーンドーナツときな粉ドーナツを食べましたが、甘さ控えめで、豆腐ドーナツ系のしっとり感があり美味しかったです。繁盛して続いてほしいですね。外観はこんな感じです。

見ず知らずの人の顔がはっきり写らないよう一工夫
見ず知らずの人の顔がはっきり写らないよう一工夫

帰りはかわらの土手を伝ってうちまで戻りました。シラサギがいたので写真に撮りましたが、日が翳っていてなんだか白黒みたいな出来に。そんな中くっきりとした色のレジ袋が悲しい・・・

一応カラー写真です
一応カラー写真です

珈琲倶楽部 田

ダイエー八王子店の交差点の一角に、珈琲倶楽部「田」があります。私が学部生の頃からあって(その頃は松岡書房裏のパチンコ屋2階でした)よく通ったものです。八王子そごうにも支店があります。最近はスタバなどのがさついた喫茶店で珈琲を飲むか、田で購入した豆を自宅で挽いて淹れることが多くあまり行かなかったのですが、昨日久しぶりに行ってきました。

注文したのはモカ、ウェッジウッド(Wedgewood)のコーヌコピア(Cornucopia)で出てきました。

Cornucopiaは終了したシリーズです
Cornucopiaは終了したシリーズです

ここのお店はカウンターに座ると棚にあるコーヒーカップ、ティーカップから選ぶことが出来て、私も最初の頃は大喜びであれこれ選んでいたのですが、慣れてくるとこういうのも煩わしくなってウェッジウッドかロイヤルコペンハーゲンでお願いしているうちに、何も言わなくてもこの辺で供されるようになりました。特殊な形のかぶいたカップなどは苦手です 😉

棚にカップがずらり
棚にカップがずらり

しかし、日曜の午後だというのに、客は私一人。もう少し日が翳ってきたらお客も来るのでしょうか。最近では本当の「喫茶店」がめっきり減り、残念です。八王子駅周辺だと、ここ「田」と南口の「北沢」、それにサイフォン立ての「憩」ぐらいでしょうか?ちょっと足を伸ばすと、パペルブルグが御殿山にありますね。

古本屋と喫茶店はその町の文化度を示す指標だといわれます。もうこれ以上減らないで欲しい。

外観
外観。地下にはうたごえ喫茶が

ヨーロピアンなカレーと久しぶりの青空

今日は東洋大の日で、ほかの先生たちは今日で春学期終了(私は十字靭帯の怪我で休講にした分を来週補講します・・・)。というわけでランチをご一緒しました。最初は神保町あたりでという話でしたが、呑むわけでもないのに変に高い店に入るよりはと学食を利用しました。暑かったし、インドカレーのつもりでしたがお休み。それに呼応してか、隣のイタリアン「ア・ドマーニ」が「鴨肉のハンバーグカレー」というメニューを出していたのでそちらを。

今日は、バジルトマト、バスタ和え、インゲンソテーの3色サラダ
今日は、バジルトマト、バスタ和え、インゲンソテーの3色サラダ

インド風のシャバシャバしてスパイス感たっぷりのカレーとは対照的に、コクのあるまったりとした欧風カレーでしたが、これはこれで美味しかった。

帰り道、すっかり晴れ上がって、久しぶりに青空が見えたので写真を撮りました。

露出をマイナスにして青みを強調
露出をマイナスにして青みを強調

雨は嫌いじゃないですが、ずっと降っていたので、久しぶりの青空が気持ちよかった(けど暑かった)。

デジカメを買ったので(2)

というわけで、購入したデジカメを携えて取材(失笑)に出かけました。単にほっつき歩いただけです。またうちのパソコンのスロットにSDカードを入れても認識してくれないので、USBにつなぐカードリーダーを買いに行く目的もありました。

しかし暑い!!

いつもの河原の散歩道ですが、日が差しまくっています。

木陰で一息つきつつ撮影
木陰で一息つきつつ撮影

これで後ろを向くと、椅子やソファが用意され、ちょっとした花壇や菜園があるのですが、うーん、ひょっとしたらホームレスの人がケアしているのかもしれません。あまり覗き込むようなことをすると悪いので、おそるおそるひまわりを撮影。

sDSCF0099

ついでに花の接写にもトライしてみました。

これだけは大きい写真です
これだけは大きい写真です

ヨドバシへ行きカードリーダーを購入したあと、アメリカ産のスタバでタバコをスパスパしながらアメリカ詩をしばし読んでいました。

DSCF0110s

おなかが減ったので、久しぶりにびっくりドンキーへ行ってみました。ここの料理は脂っこいしそれほど頻繁には食べないのですが、ときおり無性に食べたくなるときがあります。今回行ってみるとなつかしの「ガリバー・ハンバーグ」が期間限定で復活していたのですが、もうそういうのにチャレンジする歳でもないのでおとなしくチーズ・ハンバーグ・ディッシュ150gにしました。

DSCF0112s

以前テレビでおさる(モンキッキ)も、ときどきドンキーが食べたくなって八王子まで来ると言っていました。学生時代、このドンキーでよく食べていたんでしょう。ドンキーのよいところは、店構えがまったく変わらず、メニューもほとんど変化していないところですかね。相変わらずアンティーク調でうす汚れ、メニューにもシーハーハーサラダが昔と変わらず載っていました。

Oktoberfest 2009

5月の梅雨空の中、日比谷公園で行われたオクトーバーフェストに、友人の案内で行ってきました。

090530_133001

あいにくと小雨の日比谷、、、しかしこれが実はよい事であったと後で気づきます。入り口はにぎわっていて、噴水の周りにテーブルとベンチが置かれ、テントも出ています。

090530_133601

ビールのブースが何軒も軒を並べていますが、その中から2軒ほど。どこも500ml1000円以上して、高いといえば高い!

090530_160901

090530_160902

友人が来るまで喫煙所で待っていたのですが、その向かいに昭和の香りを感じさせる常設の売店があり、ここでもアサヒドライを売っているので、特設ブースで本場のビールを飲む代わりにドライを飲み続けたら安いかな、、などと考えていました 😛
090530_161102

そうこうするうちに友人も到着し、雨も再びぱらついてきたのでテントへ移動して飲み始めました。ビールを買うのに、グラスのディポジット代1000円というのを上乗せされて(これは後で戻ってくるのですが)だいたい2000円前後必要になります。並ばずにすぐ買えるのですが、これが雨のおかげで、天気がよいと人出も多く、1ブースあたり10分待ちとかになるそうです。ということで、テンポよくビールを摂取できていい感じに盛り上がってきたところで、バンドが演奏を始め、テント内のボルテージも最高潮に達します。

090530_160801

090530_162302

この頃からカメラで撮るのも忘れて飲み続けていたので、ビールの画像がない!

混みはじめてきた6時前に私たちは撤収し、帰りの地下鉄で、飲んだビールを全部汗に変えてしまって、八王子で再び飲みなおしました。