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K. Fukao

おお「小粋」

シガレットが大幅値上げする前からずっとキセルタバコを飲んでいた。

銘柄は「小粋」、これ一つしきゃ今はない。

ところが最近この小粋に異変が起きてるそうだ。圧倒的な品薄。
今回の値上がりで小粋は330円→360円となったが、これは他のタバコの大幅値上げに対してずいぶんと小幅な値上げであった。それだけあまり需要がなかったのであろう。おまけに小粋は一箱で3-4日は持つ。かなりのコストパフォーマンスだ。そして何より、美味い。じつに上品な薫り高いタバコなのだ。

値上げ以降、そのことに気づいた愛煙家が小粋に殺到したのだろうか、予約しないと手に入らなくなった。

今回、いつものタバコ屋で聞いて12/22に2カートン(これはJT側の出している割当量らしい)入るので4個ほど予約しておいた。だかそれまでが問題である。もう残り一箱しきゃない、、、さてどうしやう・・・明日は八王子を行脚してみる

志ん生の「岸流島」。キセルにまつわる愉快な噺だ。

相棒 Season 9 第4話 「過渡期」

相棒シーズン9が始まってまだ4話目なので早計かもしれないが、今日の第4話が今期を代表する一作に入るのは間違いないと思う。

まずキャスティングがよい。山田吾一のとっつあんに怪しい性格俳優の螢雪次朗、そしてずうとるびの新井康弘という渋さ。3人が3人とも、どこか怪しく胡散臭い。派手さはないものの演技にひだがあり、観ていて安心できる。

そして本がよい。前半ですべての手がかりが開示され、それが後半になってひとつに収斂していくだけでなく、手がかりの提示方法がミスリードの役割も担っていて実に巧みである。

今回のようなエピソードが相棒の醍醐味であり、このドラマを息の長いものにしているのだと思う。

来年の手帳(2011)

来年の手帳を通販で購入した。

クオバディスのエクオロジー、、、エコロジーとクオバディスのクオを引っ掛けたネーミングに脱帽 😛

カバー、紙、インクとすべてこだわっているようで、中身だけの販売はない。

注文したのはいつもどおりオレンジ。ただルナのオレンジと比べるとずいぶん赤っぽい。開封した時、間違えて赤が届いたんじゃないかと思ったほど。このカバーも土に埋めておくと分解されるエコ仕様とのことだ。手触りは、革とまでは行かないけれどソフトタッチ。

見開きには、どれほどエコ仕様かの説明が書かれている。

マンスリーカレンダー。以前のクオバディスにはこれがついていなくて、ユーザーは仕方なしにダイゴーのマンスリーみたいな超小型のマンスリー手帳をはさみこんで使っていたが、数年前からジャパンエディションに限りつくようになった。

ウィークリーはおなじみのバーティカル。

拡大していただくとわかるように、再生紙なのでところどころゴミが入っていて、漂白したような白い紙ではない。

こうなると、特に万年筆ユーザーにとって心配になってくるのが滲みと裏抜けだが、ペリカンのBBカートリッジで書いたところ、どちらもおきなかった。

天津餃子房

大珍飯店については前に書いたけれど、夏ごろに見つけた店が天津餃子房。

場所は横山町郵便局の横、昔を知っている人なら吉野家の跡。

ここの特色は、鉄鍋餃子系の店と違って愛想のいいところ。美人の奥さんが笑顔で迎えてくれる。また店内も掃除が行き届いてるのもポイント。そして、どの料理を頼んでも味がよい。特におすすめは麻婆豆腐で、八王子では数少ない「四川風」の味が堪能できる(ただし劇辛) 🙂

ランチタイムだと近くのオフィスのOLさんやサラリーマンで混んでいるが、回転率もいいので待たされることは少ない。

昨日のランチは木須肉(ムースーロー)、私の定番だ。

普通のムースーローよりも野菜の種類が豊富で、蓮根や玉ねぎまで入っていた。玉ねぎは余計だったと思うけれどね 😛

いま八王子で美味しい中華が食べたいなら、天津餃子房か大珍飯店だと思う。

相棒 Season 9

『相棒』のシーズン9が始まった。
今回は「初回2時間スペシャル」ということもなく、普通に1時間番組のようにみえたが、やはり「つづく」だった。

石原軍団の徳重聡が出ているということで少し危惧して観ていたが、今週はあまり絡むことなく、最後に逃げていった 🙂
というのも彼のみならず、石原軍団の役者は概して単調で演技にひだがなく、その割りに(というかそれゆえ)演出を過剰にしてなんとか雰囲気を持たせることが多くてあまり好きな役者たちではないのである。冒頭で「軍団」臭い演出が垣間見えてはいたが、中盤からはいつもの相棒。

米沢さんがやたら強気で伊丹に対して、「私が(右京さんを)お呼びしましたが何か?」といったのが印象的だった。捜一との関係も、対立というより、半ばあきらめの雰囲気。後半、神戸が積極的に捜査にかかわってきたのに対し、右京さんが嬉しいくせに「にんまり」という表情を抑えつつ対応したところも印象深い。こういう演技ができないから「軍団」は嫌いなのである。

Sonny Rollins 日本公演

ロリンズを聴きに日比谷まで行ってきた。

会場は東京国際フォーラム。親友が誘ってくれたのだが、最初「え?ロリンズ???」という思いだった。一応ジャズアンテナはビンビンに立てているので亡くなったとは思っていなかったが、何年か前に「これが最後の日本公演」といわれていた記憶があるからだ。

なにせ高齢である。

いくつかと言うと、御年80歳。今回の日本公演も「ソニー・ロリンズ80歳記念日本公演」と冠されているのだ。男性で、しかも管楽器で80となるとすごいことである。音が出るだけでも御の字である。パーカーの35歳は夭折に過ぎるにしても、偉大なるサッチモが70歳、デクやゲッツも60代で亡くなっている。仮に生きていたとしても吹けていたか疑問でもある。だから「聴きに」行くというより「見る」ぐらいな感覚で行くことにした。

登場した時、やはり「見に来たんだ」と思った。志村けん演じる老婆みたいに腰が90度に曲がってサックスのほうが鋭角的に腰の上に来ているようなおじいさんがよたよたと歩いてきたからだ。客席に一礼して始めたのは”Nice Lady"。ここしばらくずっとこれがテーマ曲のようだが、こっちの腰が抜けた!音が若いのである。いや力強いのである。サキコロの音は「作られた音」であることがしばらく前にばれているのだが、「ジャズに恋して」とか「ロードショー」と同じサウンドが会場の隅々にまで浸潤してくる。至福のときである。涙すら沸いてくる。そうして見ているとロリンズの腰もゆっくりと伸びて「かくしゃく」としてくる。不思議なほどだ。

この歳なので、さすがに3コーラスとかのアドリブはとらず基本的にリズム隊とフォーバースで進めて行くのだがそれでも深いサウンドと、時にアウトすらするパワーでバラードの"In a Sentimental Mood"までの前半を終えた。

後半は"If I Should Ever Leave You"から始まり、ラストの、そして再びの "Nice Lady" まですばらしい演奏だったが、どうも前のほうに本当の "素敵な女性"がいるのか、そっちに向けてばかり演奏していた気がしないでもない :) それでも元気なことはいいことだ 😛

アンコールは、ツボを押さえて "St. Thomas"!会場全体がどよめく。

見るつもりで出かけて、聴いて帰ってきたすばらしいコンサートであった。

90歳記念公演も50代の私で聴きに行くつもりである。

途中休憩でオモシロハプニングがあったが、それについてはまた今度。

岩盤浴

木曜日の落雷でうちのマンションの給湯器とエアコンが壊滅してしまい、明日まで風呂が使えないので岩盤浴に行ってきた。

八王子やすらぎの湯

スパなのでさすがにカメラを持って入り込むわけにもいかず、今日は写真なし。上のホームページからDLできるクーポンを使うと300円値引きされて温泉が1,700円になりプラス岩盤浴の800円で計2,500円、なかなかの値段だ。

ます温泉で汗を流し、頭や体をきれいに洗う。温泉の種類も多いので全部試そうかとも思ったが、ここでハッスルしてのぼせてしまったら肝心の岩盤浴ができないので、ジャグジーでちょっと暖まる程度にして下の階の岩盤浴に行った。

今回が初めてで、噂には聞いていたのだがいやすごい。手の指先まで汗が出てくる。高温サウナのように呼吸が苦しいほど暑いわけではなく、じんわりとした暑さなのだがタオルを敷いて寝転がっているとぼたぼたと滝のような発汗。

水分をこまめに補給し15分入っては10分休むを3セット繰り返すと肌もつるつるになり、体も軽くなった。今回試したのは荒土ボールという玉がいっぱいに敷き詰められたヤツと、岩塩の部屋、そして七宝石の3つ。

温泉で再び汗を流し外へ出ると、悪いモノが落ちてきたので、急いでバスに乗って帰宅した。

休み明け

前の記事にあるように母親が入院したり、その後無事退院したり、猛暑が続いたり、母親が再入院したり、また退院したり、親しい兄弟子筋の人が続けて二人亡くなったり、塾が急遽引越しをしたりで慌しくブログの更新を怠っていたが、秋口に入り身辺も心の整理もできたので再びブログを書いていこうと思う。

初めて救急車に乗る

仕事から戻ると、腰痛で寝たり起きたりを繰り返していた母がまったく起き上がることができないと訴えてきたので、人生で始めて救急車を呼び同乗することになった。

救急隊の人が的確に処置をしてくれ、山王病院まで運んでくれた。緊急事態で不安な時に目の前でてきぱき対処されると、なんというか頼もしい感じがして憧れが出てくるが、これは「つり橋理論」というらしい。

病状のほうは思わしくなく、腰痛、そしてそのために飲んでいた痛み止めから胃潰瘍が再発してしまい、その結果貧血、そして心筋梗塞というものであった。

こういう時、こちらが挫けてしまわないように、こころに力をみなぎらせるのが肝心だと思い、実践している。

白山紫陽花祭り2010

この時期になると、白山神社で紫陽花祭りが催される。

「もうこの時期か!?」「夏休みも近い」などと思いながら境内を抜けて大学へと足を運ぶ。
昨日は祭りの準備で生け込みをやっていたので写真を撮った。

これは入り口にディスプレイされた展示用のもので、普通に公園で咲いている紫陽花は80%ぐらいの開花だろうか?