Author Archives: fukao
こんなつらい時だからこそ
微笑もう たとえ こころが疼いても
たとえ こころが 張り裂けても
空に 暗雲が立ち込めても
君なら 勝ち越えることができる
恐怖や 悲しみを 感じていたとしても
微笑もう そうすれば たぶん明日
人生は 生きるに値すると 思えるから
君の顔を 喜びで照らしてごらん
君の顔から 悲しみの痕跡を 拭い隠してごらん
たとえ いく万の涙が 零れ落ちそうになっても
その時こそ 君が微笑もうとしなければ ならない時なんだ
微笑もう 泣いたってなんになるのさ
君は気づくよ 人生は 生きるに値すると
相棒9 「招かれざる客」
今日の相棒「招かれざる客」は、かの名作「殺人晩餐会」に似ていて面白かった。
舞台がオーベルジュという点、ゲストの何気ない仕草からつなげていく推理、意外な犯人というところが「殺人晩餐会」を髣髴とさせる。幸吉役の渡辺哲さんに匹敵する、時代劇悪代官でおなじみの中田博久さんもインパクト大。右京さんのいかにもな小芝居や、ワインの銘柄が「シネマ・ド・・・」ってところも面白く作ってある。
この番組、再び軌道に乗ってきたようだ。
劇場版 相棒II 補足
その後周りの相棒フリークと話していて教えてもらったのだが、神戸尊と陣川君が初対面だったのは当然だったようだ。
年末のテレビ版が実は去年の夏の事件という設定で、映画そのものがそのつながりで夏に起こっていた。だから秋から始まった『相棒 Season9』での二人が初対面なのではなく、むしろこの映画が初対面という設定なのだそうだ。てっきり暮れの出来事だと勘違いしていた私のミス。
そして、確かに小野田さんは今シーズンに入ってから一度も登場していない・・・
相棒 劇場版II
相棒 劇場版IIを見てきた。
結論からいうと、前回の映画が5点だとすると2点。それでも甘いぐらい。わざわざ映画にした意味があるのだろうか?
以下ネタバレを含むが、疑問点とおかしな点
・警視庁の会議室にしても警察庁の地下駐車場にしてもあんなに無防備でいいのだろうか?
・陣川君と神戸君が初対面のような挨拶をしていたが、既に面識があるはず。映画版は別といいたいところだが、先日のテレビ放映からのつながりということになっているので、このエクスキューズも成立しない。
・曹さんのご遺体はいったいどこに?
・サブタイトルにある警視庁占拠は始まって早々に解決してしまう。ゆえに一番長い夜と銘打ちながら昼の捜査や聞き込みがメイン(この点では、遠藤章造が出ていた新年スペシャルのほうがよほど長い夜だったと思う)。
その他同じシーンの使い回が多かったり、人質となった上級幹部の個性があまり描かれていなかったりで、内村さんの鼻血しか印象にない 🙂
最後に衝撃的な出来事があるが、こんなの映画でやってしまったら、映画見ていない人がテレビを見てどう思うのだろうか?それも疑問。
あなたの正義を問う、、、これがテーマのようだが拮抗する二つの正義やアンチノミーがあったとは思えない。どう見ても右京さん側が正義、というより合法的だし、むしろテレビのエピソードに、もっときわどく両者の正義がつばぜり合いをしているようなものがある。
まあ、小西真奈美は黒目がちだということだけはよく伝わった 😛
ものをいただく
何かいいものを頂いたという話ではない。
ものもらい(=めばちこ)に罹った。日曜日の昼ごろから右目の下や小鼻の辺りがチクチク痛んで「こりゃ顔面神経痛かしら?」と気に病んでいたところ、夕方からその痛みが右上瞼に集まってきて、ちょいと腫れはじめた。
翌朝、お岩さんというほどではないが、見てすぐ分かる程度に赤くなっていたので出勤前の時間を利用して駅前の内田眼科に行った。膿が溜まっているほどでもないので、飲み薬と目薬と軟膏を出してもらい今日で三日目だが、早めに目医者に行ったせいかもう収まりかけている。
いずれにせよ、内田眼科は受付嬢も看護師も、お医者も美人だったが、これは眼病のせいではないと思う 😛 もっとも目医者で目の保養なんて洒落にもならないが。
『相棒』第8話「ボーダーライン」
昨日の『相棒』はかなりティープな話であった。親しい相棒フリークと話しても「重かった」「身につまされた」という声が多い。
就職氷河期といわれた世代に大学を卒業し、思うに任せぬ日々を歩みつつ、どんどん転落の淵にまで寄ってしまい、ついにボーダーラインを一歩右側に寄ってしまった男の話とも読めるし、押し寄せる幾つもの絶望の波の中、最後の軽いプッシュが彼に命のボーダーラインを踏み越えさせてしまった、とも考えられる多義的なタイトルである。
ゲストの山本浩司(こうじとよむらしい)さんは、それまでも性格俳優としての実績がある人だが、今回の演技でその名声はいやがうえにも高まったと思う。とりわけ、無料でパンが食べられるカフェでパンをほおばる姿は、この国のすがたを象徴的に表していた。小泉内閣の時に、首相以下髪を振り乱して発狂したように「自己責任論」を振り回して以来、この国がもともと持っていたはずのやさしさがどこかへ消し飛んでいるような気がする。そのやさしさとは何か?
最後に右京さんが「彼もまわりの人にも手を差し出す勇気がなかった」と言ったが、この台詞にすべてが集約されている。
「勇気とは慈悲」あるいは「慈悲は勇気という形で現れる」といわれるが、そのやさしさとは慈悲、勇気という形の慈悲なのではないか?それがこの国から、当分消え失せていることが悲しい。そんな問題を突きつけられるようなエピソードであった。
麺屋 侍
一週間ほど前だが、八王子に新しくできた「麺屋 侍」に行ってきた。
教え子の高校生が「美味しいと」教えてくれたからだ。
ここのベーシックは「九州極味」らしく、そこに唐揚げ+ごはんのセットをつけるといいらしい。
またカウンターの後ろ(背中側)に付け合せのおかずが用意されていて、これを取る。
紅しょうがとにんにくは取らず、高菜、昆布と椎茸の佃煮、ピリ辛モヤシ、マカロニサラダ。このピリ辛モヤシをつまみんでいると無性にビールが飲みたくなり、注文しようとした矢先にラーメンと唐揚げセットが到着。
うーん、カロリー的になかなか凄いことになった 😛
ラーメンは大騒ぎするほどの味ではないが、もちろん不味くはない、安定した部類であろう。
また接客もよい。
しかし、ここはラーメンだけを食べるのではなく、ガッツリ食事をする店であることが、これらをイソイソと摂取しつつ痛感された。
ラーメン道を追求しているようなお客ではなく、食べ盛りの若者にぴったりの店である。繁盛して欲しいところだ。
BGMはホーン入りのR&B、女将さんだろうか、バーブラ・ストライザンドを美人にしたような人がラーメンを作っている。
文京区小粋行脚
「小粋」を捜し求めて八王子市内のたばこ屋をめぐったが思うような釣果を得られず、水曜日に東洋大学に出講した帰り道、文京区のたばこ屋を行脚してみた。
まずたばこ屋の検索だが、こちらにはiPhoneという強い味方がいて「文京区 たばこ店」で検索すると、たちまち地図にピンの刺さった検索結果がでる。本郷から御茶ノ水にかけて都合3ヶ所ヒットしたのでめぐってみることにした。
三田線を春日で降りて、春日通りを本郷通にぶつかるまで歩く。
途中はるか向こうにスカイツリーが見えてくる。
本郷通にオントゥーして御茶ノ水方面に曲がり1軒目に行ってみたが「そもそも小粋は扱ってません」とのこと 🙁
まっつぐ御茶ノ水方面に向かうと、2軒目が。ここは閉まっている。
この店は店先に喫煙コーナーを設けているが、なんと言ったらいいのか、60年代の立ち飲み屋みたいな風情で写真に撮りたかったが、「もし売っていた場合、あまり宣伝したくない」という自己中心的な思いから撮らずにおいた。だがしかし、ここも取り扱いなし。結果は、前回と同じく釣果ゼロ。
うーむ、明日あたり、JTに文句言ってやろうかしら。