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K. Fukao

Full House Again!

今週は深夜1:30からNHK教育で『フルハウス』のスペシャル再放送をやっていますが、タナー家の人々もそれぞれ人生があったようですね。オフィシャルサイトをまとめてみました。

John Stamos (ジェシー)
Bob Saget (ダニエル)
David Coulier (ジョーイ)
Candace Cameron Bure (DJ)
Jodie Sweetin (ステファニー)
Ashley and Mary-Kate Olsen (ミシェル)
Andrea Barber (キミー)

ミシェル役の双子は大金持ちの実業家になったようです。また出来が悪く足の臭いキミー役のアンドレア・バーバーは綺麗になってイギリスに住んでいるようです。

今回はステファニーにおめでたいニュースがありました。
「フルハウス」のジョディ・スウィーティン、結婚

霞む滝山城跡

梅雨がなかなか明けないですね。湿度が高いせいで我が家のスピーカーのウーハーも湿気を吸って重い低音を響かせてくれます。

今日は大学でテストだったので、試験終わりに学部棟から霧雨で煙る滝山城跡を写してみました。

takiyama1

霞みすぎてよく見えないのですが、向こうにぼんやりと見える丘の連なりが「滝山城跡」です。山内上杉氏の家老大石氏が築き、後に北条氏照の居城になったそうです。ノブヤボだと氏康の息子の中では武力だけ高い無骨者の設定ですね。

しかし霞みすぎで墨絵みたくなっています。目と鼻の先にある本部棟ですら霞んでいました。

headquarters

TABOO SONGS~封印歌謡大全

どこかのブログの記事で知って、ずっと楽しみにしていたTBSラジオの「TABOO SONGS?封印歌謡大全」(7/22 19:00-20:59)を聴きました。

パーソナリティーはラップの宇多丸と『封印歌謡大全』の著者石橋春海氏。

取り上げられた曲と封印された経緯ですが、取りこぼしがあるかもしれませんが、以下のとおり。

  • 「イムジン河」聞き逃しました
  • 「別れのブルース」淡谷のり子 戦時中でムードがいけない
  • 「忘れちゃいやよ」渡辺ハマコ 戦時中で色気過剰
  • 「檻の中の野郎たち」守屋浩  主婦連がクレーム。元歌が練馬鑑別所の「練鑑ブルース」ということで不良を助長する、軍歌のメロディー(誤解だったようです)
  • 「関東流れ歌」渡哲也 任侠の歌
  • 「びっこの子犬」加山雄三 「びっこ」という言葉
  • 「手紙」岡林信康 部落差別を扱っているから
  • 「金太の大冒険」つボイノリオ ・・・
  • 「シンボル・ロック」梅宮辰夫 羽賀よりも稀代の悪だから(笑)
  • 「ブラック・マジック・オールド・マン」海援隊 関税の輸入ポルノ塗りつぶし係という職業を差別しているから
  • 「丸の内ストーリー」畑中葉子&ビートたけし 冒頭の畑中とたけしのやり取りが過激すぎる
  • 「放送禁止歌」山平和彦 タイトルが挑戦的だから
  • 「銃を取れ」頭脳警察 暴力革命賛美だから
  • 「さすらい」克美しげる 歌手が殺人者だから
  • 「かえしておくれ今すぐに」 フランク永井 「吉展ちゃん事件」の犯人に宛てた歌なので、今では放送されない
  • 「不如帰」村上幸子 「血を吐く」という歌詞が昭和天皇の病状を連想させ自粛
  • 「サマータイム・ブルース」RCサクセション 原発と地震の関係をうたっているから

話の中には「要注意歌謡曲取扱内規」というものの存在がでてきたり、「禁止はしていない」と言い張るNHK職員の話や、「不如帰」の時のように「誰かが命じたわけでもないのに、なんとなく自主規制の輪が広がっていった」という不気味で中心不在の日本的な状況も浮かび上がってきました。

しかし、コマーシャル明けなどのジャンクション部分でかかるモダン・ジャズ・ビッグバンドの曲がとてもよくて、そちらに耳がいっていたのも事実です。プロテストソングや社会的な問題提起の歌でも「もう少し洗練された強さがあればなぁ」と感じることがたまにありますね。

ともあれ勉強になる番組でした。

Lamyの古典BB

万年筆のブルーブラックインクにはカラーインクといって、その他のインクと同様に水で流れてしまう、ただ色だけがブルーブラックであるものと、鉄の性質を利用していったん色が定着すると水で流れず、ちょっと黒変するいわゆる「古典ブルーブラック」があります。現在市販されている古典BBはモンブラン、ペリカン、そしてラミーです。パイロットのBBも耐水性がありますが、これは古典BBとは違った原理によるものだそうです。そのほか、ちょっとマニアックなNoodler'sの「リーガルラピス」も耐水性がありますが、これが古典かどうかはまだ使ったことがないので分かりません。

上記三つのBBのうち、モンブランはもっとも青みが強く、ペリカンは薄墨のような色合いなのに対して、ラミーは茄子紺のような色合いです。もちろん古典BBなのでカラーインクのように大きく色合いが違うことはないのですが。現在私は、モンブランのペンには仕方なしにモンブランBBを入れていますが、そのほかのペンでBBを使いたいときはラミーを試しています。

ラミーのBBはまずボトルが特徴的で、トイレットペーパーのようなロールペーパーがついています 😛

lamy blue black

一見大きいのですが、駒のような形で横に平たくなっていて、底のほうはちょっとしたくぼみになっています。これは上げ底をしているわけではなく、そのくぼみにインクが溜まるので、最後までとは言わないにせよ最後のほうまで吸い上げて使うことが出来る仕組みです。ボトルの周囲を取り囲むペーパーはいわば吸い取り紙で、インクを吸った時にペン先に付着した余分なインクを取り除くことが出来ます。紙は二重構造になっていて表はつるつるしてあまりインクが染みないように、裏はケバケバしてインクを吸い取りやすいようになっており、使うときは裏面をペン先に当てればよいわけです。

色あいはこんな感じ(大きい画像なのでクリックしてください)。
lamy script

Pelikanスーベレン400のFを使って書きました。

耐水性のある古典BBを使いたいときは、ボトルでなくてはなりません。カートリッジでは空気を通す必要があるため古典BBは保存が利かないそうです。したがってモンブラン、ペリカン、ラミーでも、カートリッジのBBはカラーインクで水に流れます。また比較的難しい性質のインクであるため、長い間入れっぱなしで放置しておくと、確実に詰まります。私自身詰まらせた経験は数知れず。万年筆を使うことに馴染んでから利用したほうがいいと思います。

忙しない一日

今日は東洋大と創大のテストが掛け持ちになってしまい、文京区と八王子を急いで移動する忙しない一日でした。

東洋の2限のテストが45分の試験だったので、約一時間で全体を終わらせ、12時前には地下鉄に飛び乗れるようにしました。今回は京王八王子の駅前から出ている教員バスに乗りたかったのですが、これが13:40発ということで、15:00からの試験なのに一時間半で戻らなければならないわけです。結局13:20には京八に到着し、軽く食事を取ってもう時間です。バスが待っていたので乗り込んで出発。14:00にはキャンパスに着きました。

もう十分間に合ったのだからせっかちになる必要もないのですが、根がそそっかしいので、テラスで飲もうと思ったコーヒーをシャツにこぼしてしまい大慌て。更に東洋の答案用紙を持って帰ってきたため、一杯入るのが自慢の私のトートバッグもパンパンになって重い・・・

帰りは路線バスを使って帰宅し、コーヒーをこぼしたシャツを洗ったりなんかして、やっと人心地つきました。

(ホントにこりゃただの日記だ)

Parker Duofold

この前後輩と話していて、彼も最近万年筆に凝っているらしく(私が火に油を注いだようなもんなんですが)、「次に買うペンは何がいいだろう?」という話題になりました。そもそもこの時点で、普通の人からしたらおかしい。普通ペンなんて必要なものを一本あるいは用途に合わせて数本用意して使い続け、それを補充するような形で買っていくものです。「次に買うペン」などといっている彼も私も、もう立派な万年筆オタクなわけです。

そんなわけで、候補として挙がったのがParker, Pelikan, Watermanだったのですが、今日はjazzのブログでもCharlie Parkerのことを書いたのでパーカーを取り上げてみようと思います。私は三本ほどパーカーの万年筆を持っているのですが、どれも中古品。うち一本がデュオフォールド、二本がパーカー51(それぞれエアロメトリックとヴァキューマティック)です。もうこんなジャーゴン使っている時点で駄目ですね 😛 このうち今日はDuofoldを紹介しましょう。

Parker Duofold

これはペンの病も膏肓に入っていた頃、スウェーデンのペン商でパーカー研究家のTony Fischierから買った物です。1920?30年代のデュオフォールドというのはどれも高価で手が出ないものが多いのですが、ネットサーフをしていて見つけたこのサイトでは、言っては悪いけれど中国の偽造品みたいな値段で売られていたわけです。しかしこのサイト主Tonyの知識量は半端でなく、まじめに研究していることが窺えたのでドネーションの意味もあって一本購入してみました。(その後Parker51もここで買います)

uncap

ペン先もしっかりしていましたがイリジウムがかなりなくなっている。30年代の製品だとして70年以上経ているから仕方ないのですが。また非常に硬いペン先です。インクの補給方式ですが、ボタンフィラーといって軸尻にボタンがついていて、ペン先をインク壜につけそのボタンをピコピコ押していくと、内部の金属がペコペコ動いてゴムサックを押すのでインクを吸い上げるわけです(正確には、押しつぶされたゴムサックが復元する時に吸い上げるのです)。

button

ある日全然吸い上げなくなったので分解してみたら、ゴムサックがもうヘタってしまって復元力がなくなっていました。Tonyに相談のメールを送りつつ自分でも直しかたを調べたら見つかり、大至急ペン用ゴムサックとシェラック(接着に使います)を購入して自分で直しました。

半ば骨董品なのでバリバリ現役使用をすることはないですが、たまにペン先をインクに浸して文字を書いたりしています。

緑匂い立つ「栄光の道」

今年はなかなか梅雨が明けず、結果的に私が好きなシーズンが続いているわけですが、いま参院選たけなわということで3年前を思い出してみると、あの時はすごく暑かったんですよね。なぜ覚えているかというと、我が家の冷暖房はオフィスにあるような巨大冷暖房器具で「動力電源」というのを用いている。これは基本料が高いけれど使用量が安く、おまけにパワーがあるので我が家もあっという間に涼しくなったり暖かくなったりするわけです。ところがこれ、基本料がバカにならない。月5,000円もします。ジャズのCDなら三枚は買えます。場末の酒場でなら酔いつぶれるほど飲めます。シーズン中はともかく、オフシーズンまでこの料金を払うのは馬鹿馬鹿しい。東電に相談すると「使用量ゼロなら基本料が半額になります。ただし、ブレーカーを上げておくと微弱な電流が消費されるので、シーズン外は電源を落としてください」とアドバイスを貰ったので、オフシーズンは電源を止めて基本料を半額に押さえ、検針が来た後で電源を入れるようにしていたわけです。検針は月の12日前後に来るのですがなかなかこない、きっと土日の関係もあったのでしょう。3年前はヤングメンズディビジョンに属していて、毎晩集まりがあり、うちに帰るとモワッと暑くて、検針前だけれどブレーカーを上げようと何度思ったことか数知れずという思い出があります。それに比べて今年は毎晩集まる必要はないし、世間は涼しいしでいまだに動力電源のブレーカーを上げずに凌いでいられます。

というようなわけで、創価大学の栄光の道も湿度に後押しされて緑が匂い立つほど濃くなってきています。

栄光の道1

栄光の道2

今日、授業で小テストをやったので、テスト中窓の外を眺めていたら、滝山城跡の緑もまた靄っていて風流でした。写真に収めようとも思ったのですが、授業中ということもあり後で撮ろうと思って、すっかり忘れていました。

[地震]新潟などで震度6強 午前10時13分  

確かにうちでもゆっくりとした長い横揺れがありました。ビルの三階だったせいもあるでしょうが。阪神淡路の時も夜更かしをしていてながーい横揺れがあったので今回は「遠くで大地震じゃないか?」と思っていましたがやはりそのようですね。

被害が最小限であることをお祈りします。ニュースは以下のとおり。

 16日午前10時13分ごろ、新潟県中越などで震度6強の地震があった。

 気象庁の観測によると、震源地は新潟県上中越沖で、震源の深さは約10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.6と推測される。

 震度3以上が観測された地域は以下のとおり。

 震度6強=新潟県中越 長野県北部▽震度6弱=新潟県上越▽震度5強=新潟県下越▽震度5弱=石川県能登▽震度4=新潟県佐渡、長野県中部、茨城県南部、栃木県南部、群馬県北部、南部、埼玉県北部、南部▽震度3=長野県南部、石川県加賀、茨城県北部、栃木県北部、千葉県北東部、北西部、南部、東京都23区、多摩東部、神奈川県東部、西部、富山県東部、西部、山梨県中・西部、東部・富士五湖、岐阜県飛騨、美濃東部、美濃中西部、静岡県伊豆、東部、中部、西部、愛知県西部

毎日新聞

はり猫はバスラの香りかラーメンか

今日はずっと若い友人と八王子のジャズ喫茶、はり猫へ行ってきました。

久しぶりに会えたことと、ちょっとした頼みごとがあってゆっくり話をしたかったのではり猫を使わせてもらったわけです。本当は今日こそ店内を電話のカメラで撮影して、「これだけ味のある内装だ」ということを公開したかったのですが、運悪く電話が電池切れ。ついでに電子辞書のアルカリ電池も切れたりして、今日という日はつくづく電池に祟られた一日でした。今度撮影させてもらって公開します。

店内ではピート・ラロッカの『バスラ』が流れていました。イラク復興支援ですっかり有名になってしまった街バスラですが、私はこのアルバムのタイトルと光栄の名作ゲーム『大航海時代2』で鍵となる町だったので強く印象に残っています。今日のはり猫はそういう意味で、中東の街の雰囲気をかもし出していましたが、申し訳ないことに友人と私はラーメンの話に打ち興じていました。

[マクドナルド]成長性高いカフェ事業参入 収益拡大目指す

日本マクドナルドは12日、カフェ事業に進出すると発表した。8月29日に「マックカフェ」の名称で首都圏を中心に15店舗を開店。成長性の高いカフェ事業への参入で、収益拡大を目指す。

 日本では近年、スターバックスをはじめカフェの人気が高まっている。マクドナルドは、主に収益が伸び悩んでいる小規模店をカフェに変え、顧客の反応を見ながら徐々に拡大を図る。

 最初は首都圏の小規模店10店をカフェに衣替えするほか、恵比寿ガーデンプレイス店(東京都渋谷区)など既存のハンバーガーショップに5店を併設する。メニューはコーヒーを中心に、パンなどの軽食や洋菓子も取り入れる方向。同社は「家族連れも入りやすいメニューや店作りを考えている」として、高級志向のカフェとは差別化を図る方針だ。【工藤昭久】

毎日新聞

マックのコーヒーに関していえば、東洋の日に朝マックを白山駅前で食べることがあるけれど、ここのコーヒーは一言で言うと「海老の匂い」がするんですよね。最初に気づいたのはエビフィレオのシーズンだったので、店内の海老の匂いが(って、そんな匂いしていなかったけれど)粉にでも移ったのかなと思っていましたが、いつ頼んでも「海老コーヒー」なので、これはひょっとすると油が匂いを移しているんじゃないかと考えました。別の店で飲んでも同じなので、油かあの容器の内側についた匂いだと睨んでいます。

海老コーヒーということで一瞬ロブスタ種を連想しますが、海老はlobster、コーヒーはrobustaでつづりも意味も違います。ロブスタ種のコーヒーとはインスタント用のコーヒー豆で丈夫なのがとりえ、味や香りはいまいちのかなり大括りの種類です。私たちが騒ぎながら飲んでいる、ブルマンも、モカも、タンザニアも、コロンビアも、大括りでは「アラビカ種」に属するコーヒー豆で、これは美味しいです。