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TABOO SONGS~封印歌謡大全

どこかのブログの記事で知って、ずっと楽しみにしていたTBSラジオの「TABOO SONGS?封印歌謡大全」(7/22 19:00-20:59)を聴きました。

パーソナリティーはラップの宇多丸と『封印歌謡大全』の著者石橋春海氏。

取り上げられた曲と封印された経緯ですが、取りこぼしがあるかもしれませんが、以下のとおり。

  • 「イムジン河」聞き逃しました
  • 「別れのブルース」淡谷のり子 戦時中でムードがいけない
  • 「忘れちゃいやよ」渡辺ハマコ 戦時中で色気過剰
  • 「檻の中の野郎たち」守屋浩  主婦連がクレーム。元歌が練馬鑑別所の「練鑑ブルース」ということで不良を助長する、軍歌のメロディー(誤解だったようです)
  • 「関東流れ歌」渡哲也 任侠の歌
  • 「びっこの子犬」加山雄三 「びっこ」という言葉
  • 「手紙」岡林信康 部落差別を扱っているから
  • 「金太の大冒険」つボイノリオ ・・・
  • 「シンボル・ロック」梅宮辰夫 羽賀よりも稀代の悪だから(笑)
  • 「ブラック・マジック・オールド・マン」海援隊 関税の輸入ポルノ塗りつぶし係という職業を差別しているから
  • 「丸の内ストーリー」畑中葉子&ビートたけし 冒頭の畑中とたけしのやり取りが過激すぎる
  • 「放送禁止歌」山平和彦 タイトルが挑戦的だから
  • 「銃を取れ」頭脳警察 暴力革命賛美だから
  • 「さすらい」克美しげる 歌手が殺人者だから
  • 「かえしておくれ今すぐに」 フランク永井 「吉展ちゃん事件」の犯人に宛てた歌なので、今では放送されない
  • 「不如帰」村上幸子 「血を吐く」という歌詞が昭和天皇の病状を連想させ自粛
  • 「サマータイム・ブルース」RCサクセション 原発と地震の関係をうたっているから

話の中には「要注意歌謡曲取扱内規」というものの存在がでてきたり、「禁止はしていない」と言い張るNHK職員の話や、「不如帰」の時のように「誰かが命じたわけでもないのに、なんとなく自主規制の輪が広がっていった」という不気味で中心不在の日本的な状況も浮かび上がってきました。

しかし、コマーシャル明けなどのジャンクション部分でかかるモダン・ジャズ・ビッグバンドの曲がとてもよくて、そちらに耳がいっていたのも事実です。プロテストソングや社会的な問題提起の歌でも「もう少し洗練された強さがあればなぁ」と感じることがたまにありますね。

ともあれ勉強になる番組でした。

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