Jazz Cafe

今年の東洋大学Jazz Sunny

昨年は部室のようなところでやったC年の発表会を聴かせてもらいましたが、今年は新歓コンサートを聴きに行きました。場所はジャズ喫茶「映画館」。この店には去年一年間ずっと行けず仕舞いでしたが、今週の水曜日にあった教員パーティーの流れではじめて行き、3日後の今日が2度目で立て続けです。

入った時はちょうどボーカルをやっている途中で、曲は「スタンドバイミー」を現代風にアレンジしたもの。男性ボーカルでした。続いて4ビート。ギターとバリトンがフロントを取って「フルハウス」。ウェスの出した同名のアルバムで有名です。ギタリストは卒業生ということでしたが、ウェスばりのソロ。バリトンはD年の学生で、彼もまたウェスのフレーズを出したりしてご機嫌です。ピアノの女子学生は広がりのある感じの演奏でした。
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続いてはテナーとペットが入った「ベル」。微笑ましい演奏でした。

さて、ここで卒業生でプロ活動している関根さんというアルト奏者が加わって「グリーンドルフィン」をやったのですが、この人がすごいことすごいこと。複雑なリズムでバリバリアウトしたりインしたりしながら、音に説得力がある。これだけ吹ければ音に自信も出てくるでしょうが、それどころではない。アルトでテナーのように重心が低く芯の太い、実に説得力豊かな音色を持っていました。この「グリーン」は、もう彼の独壇場。聴いていた新入生諸君も度肝を抜かれたようです。
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(煙草を吸うため、後ろのほうの席に移って撮ったので、少々暗いです)

次は女性ボーカルで「オーバーザレインボー」。

そして再び関根さんが加わった「ブルーボッサ」。ここではペットも加わって2管。これもよかった。

ここで私は帰らなければならない時間になり、表で関根さんとちょっと話す機会がありましたが、腰の低い、そして後輩思いの実に立派な人物であると知りました。一人、こういう凄い人が出て、気さくにセッションや指導をしてくれると、そのバンドはめきめき伸びるんですよね。これからがますます楽しみです。

『映画館』で映画上映なんて!?

今日は東洋の春学期最後の授業でした。
お昼は、前回行ったインド人シェフのカレー屋に学生数名と行きました。なんだか、彼らの好みを無視してカレーにしてしまったような気がしないでもないですが(笑)、その後しばらく楽しい語らいの場を持ちました。

3時すこし前まで彼らに付き合ってもらって時間をつぶし、ジャズ喫茶『映画館』に行くと、これがなんと「映画上映中」でジャズは聴けないとのこと。「6時からなら大丈夫ですけれど」と婦人に言われたものの、ちょっと6時までは待てないので「また来ます」と言い置いて帰ってきました。今度成績を提出しに出勤したときに行こうと考えています。

朝から『映画館』行きを楽しみにしていたので少しがっかりしました。四谷か吉祥寺に出ようかとも考えましたが、どちらも土曜は企画ものをやっていることが多いのでやめにして八王子に戻りました。

結局京八のタワーでCDを購入して帰ることに。

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Eric DolphyのLast DateとJim HallのLive!です。ラストデイトはフォンタナ盤で写真が並んだジャケのLPを持っていますが、音が悪くなってしまったので、ちょうど紙ジャケということもあって購入しました。紙ジャケでなくては買わない、というわけではないのですが、紙ジャケで出ていると購入のプライオリティーが高くなるのは事実のようです。ジムホールのほうは、バップをやっているアルバムなので買いました。これはジャズ喫茶で聴きましたが名盤です。

八王子のジャズ喫茶『はり猫』

八王子にもジャズ喫茶はあります。放射線通り、ロッテリアの4F、『はり猫』です。ジャズ仲間が八王子に遊びにくると使わせてもらっているジャズ喫茶です。

ここにはしょっちゅう出かけるので、「わざわざ写真を撮ってまで・・・」とも思いましたが、ちょうど携帯を持っていたので撮影しました。ロッテリアの右に写真のような看板が出ていて、ライトがついていてスピーカーからジャズが流れていれば開店中ということです。
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一方入り口はロッテリアの左側にあり、下の写真のような看板が出ています。これが点いているときも開店中なのですが、いかんせん日光の関係で点いているんだかいないんだか、私のように慣れていないと分かりづらいです(笑)
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ここから階段があり、2Fがauショップ、3Fが日焼けサロン、そしてその上が『はり猫』になります。写真は、『はり猫』入り口。
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今日はオスピーの『マイ・フーリッシュ・ハート』が流れていました。ここは、都内のジャズ喫茶のように、CDから数曲を選曲して流すのではなく、丸々一枚ずっと流してくれます。短時間で多くの枚数を聴きたいという人には不向きですが、のんびりとアルバム1?2枚(2時間ぐらいか)聴いていたいという人には向いています。

また、ここには20年以上連綿と続くゲストブック(客の書き込みノート)があって、時代の移り変わりを感じさせてくれます。私が初めて行ったのは大学一年生のときですから、1984年です。この頃はウェイターやウェイトレスを雇っていて、リクエストノートなども完備していて一枚リクエストしました。ビリー・ホリデイの『ビリー・ホリデイの真実』だったと思います。自分がリクエストしたアルバムが店内に流れ、他のお客も耳を傾けている光景にちょっと興奮した気持ちになりました。

現在でも頼めば流してくれますが、何があるのか分からない人が多いと思います。モンクのリバーサイド全集とエバンスの同じくリバーサイド全集、マイルスの『イン・トーキョー』や『1958』、あるいはケニー・ドーハムの『カフェ・ボヘミア』やズートの『イン・パリ』なんかはよく流れています。かと思うと、マリオン・ブラウンやアーチー・シェップなども聴くことが出来ます。また新譜も欠かさず入れているようです。

また、お客さんが置いていったそうですが、本棚につげの『赤い花』があって、もう何度も読んだけれど、いまでもたまに眺めながらジャズを聴くと、タイムスリップしたような気分になります。

発見!白山『映画館』

先週の土曜日に『いーぐる』開店前に行って帰ってきたことは書きましたが、雑誌『ジャズ批評』のバックナンバー「ジャズ喫茶特集」を眺めていたら、白山にも『映画館』というジャズ喫茶があるとこのこと。紛らわしい名前ですが、その名前のせいで私も存在は知っていましたが、白山にあることは今回雑誌を確認して分かった次第です。

いつか探索しようと思いつつ、東洋大の仕事で白山へ。ところが、朝いつもの道をちょっと曲がったらさっそく発見!(もちろん朝だから開店していませんが)。昼過ぎに仕事が終わるので寄ってみると、まだ準備中。ホームページを検索して読んでみると、3時ぐらいに開店するようです。うーむ、今度どうやって時間つぶそう。

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ホント、普段の道をちょっとそれたらありました。いや、この看板だけなら普段通う道からも見えるのですが・・・注意力が足りませんやな。

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準備中の札が。しかし、こう言っては何だが永遠に準備してそうな佇まい(笑)入り口にあるエアコンの室外機が、熱い空気を噴き出していましたから冷房も完備しているし、大丈夫でしょう。

ということで、先週のリベンジとして四谷に出ようと突如決心したのは、都営三田線の車中。春日駅で丸の内線か南北線に乗り換え出来る(四谷にはこの二本が行きます)とアナウンスがあったので、あわてて降りて乗り換えようとすると、歩く歩く。別の駅に行っちゃうんじゃないかという距離を歩かされて、結局別の駅に着きました(笑)後楽園駅です。その後は何事もなく四谷着。『いーぐる』も無事開いていました。

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店内は冷房も効いているし、店員が冷たい水を何度も注ぎなおしに来てくれたり、おまけにランチタイムだったので500円でコーヒー飲めたし、席もJBL4344のちょうど真ん中で聴くことが出来ました。
かかっていたのは
Dizzy Gillespie: Big 4
Sonny Stitt: Constellation
Maxin Sullivan: With Bob Wilber
Hank Jones & Red Michell: Duotone
Horace Silver: Blowing the Blues away

二時間ほど粘ってから、帰りました。

四谷『いーぐる』準備中

今日は東洋大の日でしたが、1時間のテストを実施して時間、および気力・体力ともに十分余ったため、すぐには帰らず東洋大の地下レストランで食事し、都心をうろつくことにしました。

ずっと気になっていたインド人シェフのカレー屋。ナンもあるという噂でナン好きの私としては一度行ってみたかった半面、世の中に跋扈している「冷凍ナン」だったら食べないほうがよっぽどいいと思って遠巻きに厨房を覗くとタンドリーがちゃんとあり、その場で生地を伸ばして焼いてくれる。チキンカレーにナン、サラダとラッシーが付いて480円ということで迷わず注文しました。非常にお得。写真を撮っておけばよかった。でも、チョー辛い。けど美味い。このノリで、陳建一麻婆豆腐も500円以内で出店してくれないかなー。毎日でも行くのに(笑)

その後、四谷のジャズ喫茶『いーぐる』でJBLから流れるジャズを聴こうと南北線を使って四谷に出ましたが、これが準備中。到着したのが1時過ぎだったんですが、土曜は2時からなんですね、帰ってきて知りました。

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ジャズ喫茶の名門四谷『いーぐる』の看板。

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少しシャッターが開いていたので、ずうずうしい私は潜り込み階段を下りていくと「準備中」の看板が。叩いてみたが反応がないのですごすご引き下がる。「ずうずし学校」での修行不足か(笑)

開くまで粘ろうかとも思ったのですが、暑いし、辛いカレーのおかげで体も熱くて汗がとめどなく流れるし、おまけにその時点ではいつ開店するかも分からなかったのでさっさと新宿に戻りました。今は「ジャズを流す喫茶店」となった『ディグ』に寄ろうかとも思ったのですが、本駒込駅までの道に迷い(普段は白山を利用しています)、四谷で準備中の憂き目に逢って、すでに気力のほうが萎え気味だったので、おとなしく八王子に帰還しました。