久々の晴れ間に

エルニーニョ現象のせいとかで、今年の夏はカラッとしませんね。ビールもいまひとつ美味しくありません。しかし、今日は午前中から晴れ間が見えていたので、体力づくり、ひざのリハビリ、撮影をかねて長尺の散歩に出かけました。

まずは腹ごしらえと思いラーメンの藍華にいきましたが運悪く休み。仕方がないのでその辺で軽く食べました。その後、南口の再開発がどうなっているのか取材に(笑)。なかなか大掛かりな建設工事になっていました。

いいカメラだとナンバーが写るので切り取ります
いいカメラだとナンバーが写るので切り取ります
八王子駅南口の階段も場所を移動されていました
八王子駅南口の階段も場所を移動されていました

途中、大型犬を何頭も連れたおじさんがいたので撮影を(もちろん犬のほう)。

暑いからなんですが、長い舌・・・
暑いからなんですが、長い舌・・・

このとおりから一本入った路地は思い出の路地です。ここに「シーパレス」という洋食屋があって、とにかく大盛りが超大盛りなのです。さらに、この先のアパートに友人が住んでいて、彼が何かことがあると大学に顔を見せなくなるので、幾度も通った路地です。そういう時は、ついつい足取りも "heavy" になりがちですが[(C)サザン]、シーパレに行く事もあわせて楽しんじゃえという感じでした。シーパレもそのアパートも今はないようです。

あえてモノクロで
あえてモノクロで

再び北口に出て散策。太陽もけっこう照りつけてきます。

木陰で一休み
木陰で一休み

その後、ちょっと古本でも買おうと、松岡、ブックオフを回り、そのまま足を伸ばしてムラウチ電気の方までいきました。

大和田橋から西の方をながむれば
大和田橋から西の方をながむれば

ムラウチでは前々から気になっていた「102ドーナツ」(とうふドーナツ、と読むらしい)に入ってみました。

アイスティーをつけて400円ぐらい
アイスティーをつけて400円ぐらい

プレーンドーナツときな粉ドーナツを食べましたが、甘さ控えめで、豆腐ドーナツ系のしっとり感があり美味しかったです。繁盛して続いてほしいですね。外観はこんな感じです。

見ず知らずの人の顔がはっきり写らないよう一工夫
見ず知らずの人の顔がはっきり写らないよう一工夫

帰りはかわらの土手を伝ってうちまで戻りました。シラサギがいたので写真に撮りましたが、日が翳っていてなんだか白黒みたいな出来に。そんな中くっきりとした色のレジ袋が悲しい・・・

一応カラー写真です
一応カラー写真です

カメラがよければ花火でも

数年前に花火の様子を電話のカメラで撮ってまったく悲惨なことに成った記事を書きましたが、今回デジカメを買ったので花火の撮影にチャレンジしてみました。撮影場所は前回と同じくうちのベランダです。

ドーンと打ちあがりました!
ドーンと打ちあがりました!

こうやってきれいに取れるのには仕掛けがあって、メニューから「花火モード」というのを選択するわけです。これでシャッタースピードが2秒になったり感度が変わったり絞りが変化したりするようですが、詳しいことはわかりません。とにかく便利な機能があるというわけです。

肉眼で見るほうがきれいな花火もありますが、一瞬を切り取る写真だと逆に思いもかけないものが撮れたりします。

火の鳥に見えません?
火の鳥に見えません?

横に、高尾山の看板が明るく写っていて、はじめは邪魔だなと思いましたが、この文字がきちんと見えるときは手ブレをしていない証拠。コンパクトな三脚を使ってはいますが、シャッターを押すときどうしてもぶれてしまいます。シャッタースピードが遅いのもネックです。だからこの文字のブレで上手く撮れたか判断してみました。

菊の花のように
菊の花のように
レゲエ歌手のヘアスタイルのように
レゲエ歌手のヘアスタイルのように
一輪の花に戯れる怪鳥?
一輪の花に戯れる怪鳥?

このカメラはマニュアルでシャッタースピードや絞りを変えられるのですが、やり過ぎた例がこれ。

空襲のようです
空襲のようです

上手く行って、自分でも気に入っているのが、次の2枚。

グッと詰まった感じに写っています
グッと詰まった感じに写っています
逆にのびのびと広がっています
逆にのびのびと広がっています

多色物はことごとく失敗しましたが、奇跡的に綺麗に撮れたのが最後の写真

ベネッセのCIみたいです(笑
ベネッセのCIみたいです(笑

キャンパスの変化

脳内クイズみたいなもので、写真の一部が徐々に変化して、最後はまったく違う絵になるやつありますね?あれが非常に不得意です。ビフォーアフターの写真を二枚見せられれば気づくのですが、徐々に変化していくという点で降参。同じように、ずっと住んでいる八王子の変化にもかなり無頓着で、20号沿いなど相当変化しているはずなのに、いつも所与のもの、こういうものとして眺めているので、久しぶりに来た友人と歩いて「ここずいぶん変わったね!?」といわれても、しばらくはきょとんとしています。しかしこれも無理からぬことで、現実に生活している場なので、常に古い町の姿を記憶から追い出して新しい姿に構築しなおすことで、場を生きているわけです。いつまでも「かつてエイラクリブランがあって、いまはモスのある交差点を右に曲がる」とか「FAM、いやその前は大丸があった横山町3丁目のバス停を下りて徒歩2分」などという空間理解では身が持ちません・・・

キャンパスも同じようなもので、確実に変化しているんですが、そのことを指摘されないとなかなか気づきません。ちょうど中央体育館とS教室の解体が始まり、新総合教育棟建設が着工される時期なので、キャンパスの姿をとどめて、自分の記憶の補完に役立てたいと思います。

中体の周りには工事用の柵が設置され、「いよいよ解体だなぁ」という風情です。

工事のための柵の上から野音方面を
工事のための柵の上から野音方面を

私の青春の舞台ともなったロンドン喫茶と中体裏。

閉店して一年以上たちます
閉店して一年以上たちます

ここで何度徹夜したことか・・・
ここで何度徹夜したことか・・・

新しく出来たものに創大門があります。実は私もこのときが始めて。この日は試験日だったので学生さんも普段より少なく、試験を終えて帰る若者と、ベンチで試験勉強をしている女子学生が見えます。

彼は試験どうだったのでしょうか?
彼は試験どうだったのでしょうか?

文学の池は健在です。

彼らは何を語らっているのか
彼らは何を語らっているのか

思索橋。昔は途中までしかない木の桟橋で、途中まで行った人が「この先どうすればいいんだろう?」と思索することから思索橋と名づけられたという伝説が。いまは講堂方面に渡れる立派な橋になっています。

真夏でもこのあたりは涼しい
真夏でもこのあたりは涼しい

別荘地のクラブハウスのようなたたずまいの食堂セントラル(旧パリ)。昔は2階が教職員専用でビールも飲めたのですがいまはありません)。

森閑としているようですが、学生たちの笑い声が聞こえます
森閑としているようですが、学生たちの笑い声が聞こえます

中央図書館も少し手直しして、下から見上げるとなかなか勇壮な姿になっています。

象牙の塔になることは戒めたいです
象牙の塔になることは戒めたいです

また、折に触れて写真を載せていきたいと思っています。