インフルだ!エンザだ!と周章狼狽する前に

新型インフルエンザによその人が罹ったとか罹らなかったとかで大騒ぎしていますが、とりあえずスーザン・ソンタグの『隠喩としての病』を読んでみてはどうでしょう?私が教員になりたてのころ、この原書をテキストに使って学生諸君に辟易された思い出がありますが、唯一私の言いたいことを理解してくれた学生は3年次で司法試験に合格しました。

今回の騒動で、騒動を起こすこと、あるいはその言説に組することは、無意識裡にであれ政治性を帯びているということが分かりやすく書かれている本だと思います。

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