『はり猫』が模様替え?

今日は東洋大が休講なので(麻疹ではなく、体育祭です)、昼過ぎから駅前での立会演説会に賑やかしに出かけ、帰りにジャズ喫茶『はり猫』に寄ってきました。

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去年の記事の写真の使いまわしですが、放射線通り「ロッテリア」の4Fです。

階段を上がっていくと、4Fに店の入り口があるのですが、これまでと違い、やけにすっきりとしている。「ちょっと模様替えしたんだろうな」ぐらいに考えて店内に入ると、ずいぶんとすっきりしていてかなりの模様替えをした模様。いつもの通り、席に着き、暑かったのでコーラを頼んで、連綿と続くノートを見てびっくりしました。

2月頃、小火(ぼや)に見舞われていたようなのです。八王子に住んでいて全然気づきませんでした。火元は3Fとのこと。3Fといえば日焼けサロンですが、日焼けサロンならぬ丸焼けサロンにならずに済んだのがせめてもの救いです。
帰りがけにマスターに話を伺うと、出火当時ちょうど留守にしていたものの、入り口から階段、踊り場の天井まで真っ黒に煤けていたのこと。電気系統や水道管、ガス管などが傷んだため修復がてら模様替えのようになったとのことでした。出火原因はサロンの客の煙草の不始末。けが人がいなかったのも幸いでした。

トラブルというと、今はなきA&Fが、やはり上の階のレストランの水漏れで、何十年手塩にかけたJBLのユニットが駄目になり、代替機で演奏していたものの、その後まもなく閉店したことを思い出しますが、『はり猫』のJBL4343は幸い無事で、今日も元気に鳴っていました。ただ、ノートを見ると違うスピーカーが鳴っていたという記事もあるので、ひょっとすると修理して戻ってきたのかもしれません。

いずれにせよ、ザクザク儲かる業種ではないので、店の存続はマスター達の「心の張り」にかかっています。都内の名店を珍しがって廻るだけでなく、地元にある貴重なジャズ喫茶を、これからも応援していきたいと思い、また私も喫煙者だし、おまけに普段はキセルを喫んでいるので、火の始末は厳重にしようと決めました。

帰りに日焼けサロンの店員を睨めてやろうかと思っていましたが、マスターの話で客の不始末と分かったので、睨むのはやめました(笑)

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