電子辞書を床に落としたら割れてしまいました 😥
フローリングの床ですが、たまに落とすことはありました。しかし、今日は落ちた時の音からして不吉な感じで、恐る恐る開いてみるとこの始末・・・電子辞書は私にとって商売道具みたいなところがあるので非常に悲しんでいるわけです。
あわててAmazonに行ってみましたが、こういうものは慌てて買うと使いづらいのでじっくり調べてから買おうと思います。個人的には『ジーニアス』の大英和、COD、『コウビルド英英』、『ロジェのシソーラス』あたりが揃っているとありがたいのですが、そういうものはないようです。旅行英語やビジネス英語が充実したもの、音声読み上げ機能があるもの、冠婚葬祭のしきたりが載っているもの(笑)など様々ですが、どうも帯に短しの感じが否めません。
しばらくは本の辞書を使おうと思いますが、これまで軽くて小さい電子辞書に慣れてきたので、どの辞書も厚くて重い。私が持っている一番小さい辞書は『岩波英和』なので、それにします。
土居光知先生は私の師匠(村岡勇先生)の師匠に当たる方で、そんな縁もあって昔に購入し、電子辞書に移行するまでよく使っていましたが、実に独特の辞書です。それは語の定義が「使われている順」ではなくて、「古い意味順」という点です。たとえば "humour"という語は、現在「ユーモア、ヒューモア」の意味で使われることがほとんどで、したがって現代的な辞書では当然この定義が一番上に来ています。しかし『岩波英和』では
と、いきなり「液体」という定義がきています。これはこの語の一番古い意味でギリシア語のフモールから来たことを示しているわけです。こうした掲載方法を「歴史的原理」と呼び、OED(Oxford English Dictionary)がその原理で編集されています。これはニュース記事などをササっと読む時には不便ですが、たとえばShakespeareやDrydenなどを読む時には重宝します。私の場合もポウプを読む時はたいていこれで済ませていて、これで間に合わない時はOEDかジョンソン博士の辞書に当たります。電子辞書を使い始めて本棚の奥ですっかり埃をかぶっていましたが、久々に引っ張り出してみました。
私も台湾携帯を粗末に扱って、液晶パネルにひびが入りました!
何とか使ってますが、表示を見る度に溜息がでますわ?@@
ふぅ;;仕方なしに新しいの買いましたが、マイルスで無駄遣いしてしまった直後の痛い出費でした。