来年度のノート完成

春休みになると先生たちは何をしているのでしょう?
暇に飽かせて旅行を楽しんだりだらだらしたりしている人もいないことはないでしょうが、多くの先生は自分の研究を進めたり、来年度の講義の準備をしているはずです。私もノート作りをしていましたが、やっと完成しました(といっても、配布資料の作成が残っているのですが・・・)。下の写真は来年度用のノートです。ノートブックはMoleskineです。これまでは各講義ごとに別々のノート(それもメーカーまで変えたりして間違いが起きないよう)にしてきたのですが、一冊で全部済んだら楽だと思い、Moleskineを導入しました。これ、リーフの枚数が多いんですよ。付箋かなにかで仕切って全講義を収録することができます。
06note
使用しているペンはPelikanのいわゆる400茶縞でFineニブ。使っているインクはLamy BB、耐水性のあるパーマネントインクです。授業中手に汗を握って、その手でノートを触った場合、耐水性がないインクだと流れてしまうんですね。また、Moleskineノートに万年筆や水性ペンを使用した場合、多くが滲んだり裏写りしてしまうのですが、Lamy BBに関してはそういう心配がまったくありません。ちなみに写真に写っている赤は、 Private ReserveのFiesta Redです。濃くて暗めの赤が好みで使っていますが、このインクでゆっくり書くと確実に裏抜けします。万年筆と文房具のページで紹介しているツバメやクレールフォンテーヌは紙質がよいのでこんな苦労はないのですが(下の写真はそのクレールフォンテーヌ、昨年度のノート。ホチキス綴じなので、手を離すとこうやって浮いてきてしまう)。
05note
写真だと分かりづらいですが、Moleskineが生成りの色合いなのに対してクレールフォンテーヌは真っ白です。

ノート一冊だけをもって颯爽と教室に乗り込み、知的刺激と感動に満ちた授業を繰り広げ、ベルが鳴るとまたその一冊をさっと手に教室を後にする、などという様子がいいことを妄想したりしますが、所詮妄想ですね(笑)。

2 Responses

  1. んんん、LamyのBBはウォータープルーフではないと思うのですが。かつては色合いをだすために科学的にそうなる組成だったのかもしれませんが、今は違う気がしております。

  2. どうなんでしょうね。まぁ、私は水をかけて流れないのを確認して使ったので、ロットとか時期の違いかもしれませんね

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.