相棒 『殺人晩餐会』 レミニセント
TSUTAYAにいつ行っても貸し出し中のDVDが、相棒のセカンドシーズン、第3話の『殺人晩餐会』の巻だ。
しかし、これも当然。ここまでずっと見てきて、もっとも優れたエピソードの一つは、やはりこれだと思う。前半に撒かれた手掛かりが後半になって有機的に結合して犯人を指し示す。前半のすべてが意味を持ちはじめる後半。これほどよく出来たエピソードはなかなかない。それを証明するかのように、このエピソードを含む1枚は行くたびに貸し出し中。
TSUTAYAにいつ行っても貸し出し中のDVDが、相棒のセカンドシーズン、第3話の『殺人晩餐会』の巻だ。
しかし、これも当然。ここまでずっと見てきて、もっとも優れたエピソードの一つは、やはりこれだと思う。前半に撒かれた手掛かりが後半になって有機的に結合して犯人を指し示す。前半のすべてが意味を持ちはじめる後半。これほどよく出来たエピソードはなかなかない。それを証明するかのように、このエピソードを含む1枚は行くたびに貸し出し中。
昨日の相棒はなんと言っても小嶺麗奈の出演が印象的だった。彼女は、私の中では「広島美香」なのである。
そう、金八先生の役名。綺麗なお嬢さんだと思っていたが、ずいぶん成長したみたい。
ストーリーは、一見「警察内部のスキャンダル?」と思わせる伏線ながら、結局男女の愛のもつれという点で、準主役として今回頑張っていたラムネ氏の時のエピソードを裏返したというか表返したというか、ずらしたというか、とにかくそういう展開であった。
それにしても、神戸ことミッチーが「なぜ管理官は結婚しないんですか?」といった下りは興味深かった。右京さんも亀ちゃんもラムネ氏の秘密は、マジで、厳重に守っていたってことが分かる。これは、ラムネの中で、右京ポイントアップかもしれない。後半はそんな感じだった、、、、、と、見てない人には決してわからない記述でした^^;
今回の相棒はなかなかの大胆トリックと、ミスリードを含めて全体がきれいにつながった傑作でした。最近はなんだか仕掛けだけ大げさで結論が牽強付会なエピソードが続いたので、久しぶりにたのしめました
ストーリーについてはネタバルしないように語りませんが、ラスト・シーンで「昔の楽しかった頃」を演出する小道具としてアラジン・ストーブが登場していたのも印象に残りました。
『相棒』の正月スペシャル、面白かったです。特に歴ヲタの私としては。最初の利休の映像から被害者の手に握られていた1500台の数字の照応関係はすぐに分かりましたよ。しかし、これが大きく臓器再生と茶器の平行関係にいたるとは!
ちなみに利休七哲と登場人物の関係ですが
細川忠興(三斎) - 細野教授
古田重然(織部) - 古谷さん
芝山宗綱(監物) - 芝木美津代
瀬田正忠(掃部)
蒲生氏郷 - 蒲田さん
高山長房(右近/南坊) - 高村さん(被害者)
牧村利貞(兵部) - 牧瀬妙子(被害者)
んで、瀬田掃部だけ前川さんと一致しないんですが、そのわけは?瀬田法相(渡哲也)と繋がっていたりして(笑)しかし、橋爪さん(前川役)はいい感じで年齢を重ねられていますね。あの世代では一番のいい男では?
明の皇帝から日本国王への認証という話だと、後の大明討入の無謀な戦争と矛盾しそうでしたが、そう展開してきましたか。犯人逮捕の経緯など、ちょっと強引かとも思いましたが、よく出来たお話でした。
相棒の第4話は官製談合をテーマにしたものですが、それ以上に深い感じがしました。(以下若干のネタバレというかヒントがあり)
今の日本の風潮として、官僚を描く時、「官僚はどこまで行っても悪(または組織にがんじがらめ)、庶民(特に田舎者)は純朴で善」という紋切り型で描くことが多いですが、この作品では見事にその図式を転換していました。ここには漱石の『こころ』における先生の叫びが聞き取れます。
「田舎者はなぜ悪くないんですか」・・・「田舎者は都会のものより、かえって悪い位なものです」
「金さ君。金を見るとどんな君子でも、すぐ悪人になるのさ」
こうした人間の苦い面も描きつつ、最後の右京さんの言葉はさわやかでした。
「(植え替えた木の)花が咲く頃、見に行くかと思いまして」
ここには、右京さんの人間に対する信頼が読み取れます。官僚といえどもその前に人間、人間のこころに咲く一輪の花に訴えかけたようです。この時はまだ官僚の心の花も咲いていなかったのでしょう、にべもなく断られますが、いつかその花が咲いたとき、彼は花を見に行くのかもしれません。
次回はミリタリー・オタクの話。この人種が私はとても嫌いですが、ゲストを見ると森田直幸や阪本奨悟が。この二人『女王の教室』に出てましたよ。天海先生の厳しい教育で軍事オタクになった・・・なんて展開ではなさそうです。
今日の『相棒』はジャズがテーマでした。
例によってストーリーはネタバレするといけないので書きませんが、マイルスの "You're My Everything" が流れたり、"Woodyn' You" のセッション風景が映し出されたり、右京さんがジェリー・マリガンのピアノレス・カルテットに言及するなど、うれしいシーンがありました。
ここで聴かれた "You're My Everything" と "Woodyn' You" は、ハードバップの到達点とも言えるマイルスの『リラクシン』で聴くことができます。
このアルバムはジャズ史を上から読んでも下から読んでもちょうど真ん中に位置する名作で、一番最初に聴くアルバムとして必ずこれを薦めています。
ジェリー・マリガンのピアノレス・カルテットが聴けるアルバムはこれ。
ピアノレスというフォーマットもさることながら、バリトンをテナーのように軽々とメロディアスに吹くマリガンと、クールなチェット・ベイカーのペットが聴ける名盤。
今回のタイトル「さよなら、バードランド」のバードランドは、ドラマの中ではジャズ雑誌のことですが、実際はチャーリー・パーカーのニックネームにちなんで名づけられたニューヨークのジャズクラブ。そして『さよならバードランド』はベーシストのビル・クロウが書いた自伝のタイトルです。
この本、村上春樹が訳してます。
ベニー・グッドマンのあだ名が「バッドマン」だったり、スタン・ゲッツのとんでもない性格が赤裸々に語られていますが、センセーショナルな本ではなく、ミュージシャンの日常を淡々とした筆致で描いた名作です。
『相棒』のシーズン8が始まりました。
前シーズンまでの亀山薫(寺脇康之)に代わって、神戸尊(及川光博)が新相棒として登場しました(前シーンズの終わりに登場していたのですが)。
第1話はお披露目ということもあって、展開が速いわりにいまひとつ感情移入できませんでしたが、テーマ曲が新たにジャズ風にアレンジされていて実にいい
早速、テレ朝のページからプレゼントに応募してみました。
次回も大学のジャズ研仲間をめぐる事件が起こるようなので楽しみです。このドラマならではのこだわりをじっくり楽しみたいと思います。「アート・ブレイキーの吹くサックス」なんて表現が出てきたらすぐにチャンネルを変えますが
遅ればせながら、『鑑識・米沢守の事件簿』を見に行ってきました。八王子ニューシネマでリクエスト上映されていました。リクエスト上映とは何か、いまひとつ分からないのですが・・・
結論から言うといい映画でした!ストーリーの展開も自然で、各出演者の持ち味(特に主人公の六角さん)が十分に発揮されてます。私個人としては、緊迫した場面で間違って鳴る米沢さんの着信音が志ん生の出囃子でそのたびに緊張感を解かれ(いわゆるコミックリリーフ)爆笑していました。惜しむらくは、米沢さんの相棒役の相原さん(萩原聖人)の演技に力が入りすぎで、他の人たちから浮いていた点でしょうか。一所懸命だったので逆に残念でした。エンディングのスクロール横で流れる10画面分割も味わい深く、低予算ながらよく練りこまれた映画だと思いました。
ただ、『相棒』とは対照的に一番小さな部屋で上映されていて、なんとなく試写会の雰囲気。お客も私たちを含めて6人で、途中からオジサンが入ってきて計7人で鑑賞していました。下は配られたおまけのカード(笑

映画後は、大体呑みに行くと相場が決まっていて、今回も繰り出しました。連休中に行ったけれど、その時点ですでにベロベロで、いまいち料理を味わえなかった沖縄料理の店「ニライカナイ」へ行き、オリオンビールに泡盛で、ゴーヤチャンプルやラフテー、ミミガーに謎のタイ料理まで堪能しました。
劇場版『相棒』を見に行ってきました。
5時半からの上映で思ったよりも人が入っていて、入れ替え制のため階段に列になって並ばされました。スクリーンもそのシアターで一番大きなものだったらしく、その館でメインの出し物ということが窺われます。
映画の内容自体についてはネタバレになるし、詳しくは言いませんが、日本人の心に巣食う無責任や匿名の悪意、右へ倣えという習性に対する鋭い告発を含む内容でした。
ということで映画は楽しかったものの、その後愚かなバカップルに絡まれ、大変でした。どうも、その愚かなカップルは私と友人との話題が「自分達に対する当てこすり」と誤解したらしく、因縁はつけてくるは殴りかかってくるわの大騒ぎ。
いかにも頭の悪そうなカップルの仕業なんですが、彼らが特にヤンキーというわけでもなく、唐突に因縁をつけられて驚きました。警察も呼んで話をつけたくだりが、私とドラマーさんとの思い出を髣髴とさせ、「戦友」というのはこうして造られていくんだなと実感しました。
どちらも私の責任なところも似ています。
だたし、今回なぜそのバカップルが私たちに因縁をつけてきたかに関しては、永遠の謎なんですけれどね、
結局『相棒』は2話連続だったようで、先週のエピソードが今日の昼間に再放送され、夜は続編が放送されたのですっきりと観られました。「今日は昼夜どんな用事も入れず家にいよう」と固く心に誓っていましたが、とくに用事が入ることもなく雪の天候だったので家でじっと相棒を観たわけです。
やはり昼の再放送を観た時に、池田政典のような俳優がその他大勢の警官になっているわけはないと見込んでいましたがその通りの展開。
また、よかった点として「青梅女子刑務所」から逃走する道すがら出てきた八王子の地名が正確だったこと。「戸吹の脇道」とか「滝山街道から甲州街道を避けて」などと、しっかりした土地の描写がなされていたことです。以前に観た2時間サスペンスに、「西八王子市の遺跡発掘現場」なんていうのがあって、何じゃそりゃと思いましたから。
鈴木杏樹はきれいですね。この源流ともいうべきシーズン4の「つきのない女」は倒叙で、かなり最初の頃から空港行きバス内での右京と幸子(杏樹)との心理戦があるわけですが、延々アップが続くわけです。きれいじゃない女優だと見る側は辛いところですが、彼女は観ていて全く不快感がない。美人というだけでなく、なんかきっぱりさっぱりしたところがあるからかもしれません。今回も、敵の鉄砲を奪ってからの展開で杏樹はかっこよかった。このキャスティングの妙が一連のドラマを可能にしたように思います。
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