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Archive for July 20th, 2007

緑匂い立つ「栄光の道」

July 20th, 2007 fukao No comments

今年はなかなか梅雨が明けず、結果的に私が好きなシーズンが続いているわけですが、いま参院選たけなわということで3年前を思い出してみると、あの時はすごく暑かったんですよね。なぜ覚えているかというと、我が家の冷暖房はオフィスにあるような巨大冷暖房器具で「動力電源」というのを用いている。これは基本料が高いけれど使用量が安く、おまけにパワーがあるので我が家もあっという間に涼しくなったり暖かくなったりするわけです。ところがこれ、基本料がバカにならない。月5,000円もします。ジャズのCDなら三枚は買えます。場末の酒場でなら酔いつぶれるほど飲めます。シーズン中はともかく、オフシーズンまでこの料金を払うのは馬鹿馬鹿しい。東電に相談すると「使用量ゼロなら基本料が半額になります。ただし、ブレーカーを上げておくと微弱な電流が消費されるので、シーズン外は電源を落としてください」とアドバイスを貰ったので、オフシーズンは電源を止めて基本料を半額に押さえ、検針が来た後で電源を入れるようにしていたわけです。検針は月の12日前後に来るのですがなかなかこない、きっと土日の関係もあったのでしょう。3年前はヤングメンズディビジョンに属していて、毎晩集まりがあり、うちに帰るとモワッと暑くて、検針前だけれどブレーカーを上げようと何度思ったことか数知れずという思い出があります。それに比べて今年は毎晩集まる必要はないし、世間は涼しいしでいまだに動力電源のブレーカーを上げずに凌いでいられます。

というようなわけで、創価大学の栄光の道も湿度に後押しされて緑が匂い立つほど濃くなってきています。

栄光の道1

栄光の道2

今日、授業で小テストをやったので、テスト中窓の外を眺めていたら、滝山城跡の緑もまた靄っていて風流でした。写真に収めようとも思ったのですが、授業中ということもあり後で撮ろうと思って、すっかり忘れていました。

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Parker Duofold

July 20th, 2007 fukao No comments

この前後輩と話していて、彼も最近万年筆に凝っているらしく(私が火に油を注いだようなもんなんですが)、「次に買うペンは何がいいだろう?」という話題になりました。そもそもこの時点で、普通の人からしたらおかしい。普通ペンなんて必要なものを一本あるいは用途に合わせて数本用意して使い続け、それを補充するような形で買っていくものです。「次に買うペン」などといっている彼も私も、もう立派な万年筆オタクなわけです。

そんなわけで、候補として挙がったのがParker, Pelikan, Watermanだったのですが、今日はjazzのブログでもCharlie Parkerのことを書いたのでパーカーを取り上げてみようと思います。私は三本ほどパーカーの万年筆を持っているのですが、どれも中古品。うち一本がデュオフォールド、二本がパーカー51(それぞれエアロメトリックとヴァキューマティック)です。もうこんなジャーゴン使っている時点で駄目ですね :-P このうち今日はDuofoldを紹介しましょう。

Parker Duofold

これはペンの病も膏肓に入っていた頃、スウェーデンのペン商でパーカー研究家のTony Fischierから買った物です。1920?30年代のデュオフォールドというのはどれも高価で手が出ないものが多いのですが、ネットサーフをしていて見つけたこのサイトでは、言っては悪いけれど中国の偽造品みたいな値段で売られていたわけです。しかしこのサイト主Tonyの知識量は半端でなく、まじめに研究していることが窺えたのでドネーションの意味もあって一本購入してみました。(その後Parker51もここで買います)

uncap

ペン先もしっかりしていましたがイリジウムがかなりなくなっている。30年代の製品だとして70年以上経ているから仕方ないのですが。また非常に硬いペン先です。インクの補給方式ですが、ボタンフィラーといって軸尻にボタンがついていて、ペン先をインク壜につけそのボタンをピコピコ押していくと、内部の金属がペコペコ動いてゴムサックを押すのでインクを吸い上げるわけです(正確には、押しつぶされたゴムサックが復元する時に吸い上げるのです)。

button

ある日全然吸い上げなくなったので分解してみたら、ゴムサックがもうヘタってしまって復元力がなくなっていました。Tonyに相談のメールを送りつつ自分でも直しかたを調べたら見つかり、大至急ペン用ゴムサックとシェラック(接着に使います)を購入して自分で直しました。

半ば骨董品なのでバリバリ現役使用をすることはないですが、たまにペン先をインクに浸して文字を書いたりしています。

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